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ワコム、着脱式のファンクションキー付きやWindows搭載ペンタブレットを発表:CES2015

2015年01月06日 13時30分更新

 ワコムは新たに着脱式のファンクションキーを採用した27インチのペンタブレット『Cintiq27QHD』と、Windows8.1搭載の13.3インチタブレット『Cintiq companion2』を発表し、現在米ラスベガスで行なわれているCES2015にも出展している。

ワコム

 『Cintiq27QHD』は27インチ(2560×1440ドット)のCintiqシリーズの最上位モデル。2月上旬に発売予定で価格はタッチ対応の『Cintiq 27QHD touch』が31万8000円(税抜)、ペン対応モデルの『Cintiq 27QHD』は26万8000円(税抜)。

 最大表示色は10億7374万色で、Adobe RGBカバー率97%、最大輝度は330カンデラ、応答速度は12ms。従来モデルがDisplayPortのみだったところ、HDMI入力(HDCP対応)にも対応した。

Cintiq27QHD

 最大の特徴は従来まで左右に固定となっていたファンクションキーが着脱式の『ExpressKey Remote』になった点。17個のファンクションキーとタッチホイールを搭載し、ワイヤレスで本体と接続する。駆動時間は160時間。マグネット式で画面サイドに取り付けておける。本体サイズは従来モデルとほぼ同じ770(W)×465(D)×54.5(H)mmではあるが、ディスプレー部は広くなった。重量は約9kgと従来の13.7kgより軽量化している。

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 オプションでカラーキャリブレーションソフト『Wacom Color Manager』(税抜2万8000円)と垂直表示や手前に引き出しての利用など、さまざまな角度に調節できるスタンド『Cintiq Ergo Stand』(税抜4万8000円)を用意する。

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 Windows8.1を搭載する13.3インチタブレット『Cintiq Companion 2』は2月下旬に発売予定。CPUはCore i3-4005U、メモリー4GB、64GB SSD、Windows8.1の『Value』、Core i5-4258U、メモリー8GB、128GB SSD、Windows8.1の『Standard』、Core i7-4558U、メモリー8GB、256GB SSD、Windows8.1 Proの『Premium』、CPU未公開、メモリー16GB、512GB SSD、Windows8.1 Proの『Enhanced』の4タイプあり、価格は未定。

 解像度はいずれも2560×1440ドット、最大表示色は1677万色、本体サイズは374.1(W)×247.7(D)×17(H)mm、重量は1.7kg。通信機能はIEEE802.11b/g/n、Bluetooth4.0。背面に800万画素、前面に200万画素のカメラを備える。付属の専用ケーブルで接続して、液晶ペンタブレットとしても利用可能。インターフェースはミニDisplayPort、SDカードスロット、マイクロSDカードスロット、モバイルモード時はUSB3.0×3、デスクトップモード時はUSB2.0×3ほか。

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 Valueモデル以外にはスタンド・ソフトケースが同梱。

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