格安SIMの使い勝手って気になりますよね。そんなわけでこの記事では、ここ最近話題になっている、もしくは話題になった格安SIMのAPN設定や実測速度を紹介していきます。今回は、格安SIMの先駆者でもありド定番とも言える『IIJ mioミニマムスタートプラン』を試していきます。
IIJ mioは、データ通信とSMS付きのプラン、090/080/070の番号に対応したプラン“みおふぉん”がそれぞれ用意されています。
プラン | ミニマムスタートプラン | ライトスタートプラン | ファミリーシェアプラン (最大3枚までSIMの利用可能) |
高速通信 | 2GB (超過後200Kbps) | 4GB (超過後200Kbps) | 7GB (超過後200Kbp) |
IIJ mioデータ | 972円 | 1641円 | 2765円 |
IIJ mio SMS付き | 1123円 | 1793円 | 2916円 |
音声付き (みおふぉん) | 1728円 | 2398円 | 3521円 |
iPhone用に、“構成プロファイル”が用意されているので、公式サイトからインストールするだけで使えるようになりなす。
●iPhoneで“IIJ mio”を使えるようにする手順
APN | iijmio.jp |
ユーザー名 | mio@iij |
パスワード | iij |
IIJ mioのiOS用のページから、構成プロファイルをダウンロード。
インストールすれば準備完了。
モバイルデータ通信とLTE回線を使用のチェックをオンにしてしばらく待つと、LTEで通信できるようになります。
●Androidで“IIJ mio”を使えるようにする手順
APN | iijmio.jp |
ユーザー名 | mio@iij |
パスワード | iij |
認証タイプ | PARまたはCHAP |
“設定”を開いて“その他のネットワーク”から“モバイルネットワーク”をタップ。
次に“アクセスポイント”をタップして、右上のメニュー表示から新しいAPNを選択。
名前を会社名や契約したプラン名など判別のつく内容にして、APNには“iijmio.jp”を入力。ユーザー名に“mio@iij”、パスワードに“iij”を入力します。
下のほうへスクロールすると出てくる認証タイプからPARまたはCHAPを選択。
モバイルデータ通信にチェックが入っているかを確認。また、ネットワークモードはLTEと3Gが含まれているものを選択(機種によっては3GがWCDMAになっていることもあります)。
●“IIJ mio”の実測速度を確認
※計測の端末はXPERIA Z1 SO-01Fを利用。計測アプリは『Speedtest.net』と『RBB TODAY SPEED TEST』を利用。
Speedtest.net |
SPEEDTEST | 12月25日(木) 12時50分前後 | 12月25日(木) 22時10分前後 | 12月27日(土) 12時20分前後 | 12月27日(土) 22時20分前後 |
下り | 1.15Mbps | 24.19Mbps | 25.32Mbps | 29.96Mbps |
上り | 7.79Mbps | 12.65Mbps | 9.21Mbps | 9.43Mbps |
RBB TODAY SPEED TEST |
RBB | 12月25日(木) 12時50分前後 | 12月25日(木) 22時10分前後 | 12月27日(土) 12時20分前後 | 12月27日(土) 22時20分前後 |
下り | 1.33Mbps | 9.59Mbps | 30.7Mbps | 51.66Mbps |
上り | 10.14Mbps | 3.59Mbps | 6.7Mbps | 24.72Mbps |
平日、土日の昼ごろと夜で計測。IIJは法人向けの通信を提供しており、技術者の集団でもあります。圧倒的なのが、RBB TODAY SPEED TESTの下り50Mbps超え。平日の昼間に計測して、下り2Mbpsを切るのが意外でした。
ピークの時間帯以外は、下り10Mbpsを超えることが多いので、毎月の容量制限はあっても快適な速度で使いたいといった人に向いていそう。また、1月31日までZenFone5やfitbitの当たるキャンペーンを行なっているので、契約するなら今月中がオススメです。
●関連サイト
IIJmio
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