2014年12月22日22時30分

学生と企業がお肉を食べる就活サービス“ニクリーチ 2016”のことをお肉を食べながら話を聞いた

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“ニクリーチ2016”は、登録すると企業から“お肉を食べに誘われる”肉食系就活サイトだ。2014年12月9日の開始以来、12月21日現在、登録企業は56社に増え、847人の学生が参加している。お肉を食べながら就職に関する話を企業とする――そんな異色の就活サイトはなぜつくられたのか?

ニクリーチ 2016

 昨年、自社サービスとして“ニクリーチ”を立ち上げ、約800名の学生とお肉を食べまくった、ビズリーチの竹内真取締役兼CTOと、ニクリーチ2016担当の荒井利晃氏にせっかくなのでお肉を食べながら話を聞いた。肉の前では、この表情になる。

ニクリーチ 2016

 この日、話を聞いた焚火家渋谷店の名物“肉のヒマラヤ”(7074円、ハーフ3996円、ランチ6850円、ハーフランチ3900円)800グラムは、まさに肉塊という言葉にふさわしい。魂まで揺さぶられそうな迫力の一品。ちなみにこの店舗でニクリーチが行なわれたことが多く、“肉リーチランチ”(1080円)というランチメニューまでつくられてしまったとのこと。

ニクリーチ 2016

 レアで焼かれた肉のヒマラヤは切り分けられて提供される。切り分けられてもなお、この迫力である。これをさらに網で焼いていただく。お肉はジューシーでそのまま食べても十分味わい深い、たれは2種類用意されている。お肉好きなら、一度は登ってみたい山である。

ニクリーチ 2016

――なぜ、ニクリーチを行なおうと思ったのでしょうか?

竹内 はじめは自分たちの採用チームが集まりが悪く困っていたので、インターネットで解決できないかと考えました。既存の新卒紹介サービスを使うより、学生に還元できるものはないかと。学生のために予算を出そうかと考えた時、人間の根本的な欲求は食欲、性欲、睡眠欲。その中で学生はなかなかおいしいご飯を食べられない、そこでわかりやすいのは肉だろうと。お肉というコンテンツは人を引き付ける魅力があるという仮説から始めてみました。名前は転職系の事業“ビズリーチ”をもじってパロディーに……。

――反応はどうでしたでしょうか?

竹内 学生さんの反応は、タダでお肉を食べさせてもらい、就活している中で業界の話も聞けると、こんな良いサービスはないとネガティブな声は聞いたことがないですね。肉をただ食べたいという人から、すでに学生中に起業している人、ニクリーチ自体に興味をもってその話を聞きたいという人まで、高いレベルの人もいて、普通の採用では出会えないような人に出会えたのもよかったです。

 説明会よりも、ひとりあたりのコストはかかりますが、密なコミュニケーションを取れるので、通り一辺倒な話以外も聞けます。また参加した会社のメンバーも会社のことを学生に話すため、自分の会社のことがわかり、ロイヤリティーが上がるメンバーが多かったです。最終的に2015年入社組は10数名採用までいき、優秀なメンバーが集まりました。

ニクリーチ 2016

――それで2016年4月入社向けでは、サービスを他社にも拡大したと

竹内 はい。今回はビズリーチのサービスとして大解放しようと。参加企業は“日本肉英会”と名付けています。今回は参加企業も無料、自分たちの採用も考えています。コストは少なく、優秀な人材を獲得できるはずです。目標学生数は1万人、自社で1000人。さまざまな会社に入ってもらえたので、うねりを出せればと。実力のある学生は強烈にもてるでしょうし、場合によっては向こう3ヵ月、肉に困らないって状況もあるかも(笑)

――それはうらやましい! ニクリーチ、最大のメリットは何でしょうか?

竹内 ご飯を食べているときは、あまり自分をつくれない。面接本はありますが、自分を大きく見せたいと思ってもマニュアルがありません。肉の前では素になり、フィルターのない学生の姿がみられます。

――実際のサービスの流れは?

竹内 学生が登録すると、参画する企業からスカウトが届きます。承諾するとコンタクトを取り合ってお肉を食べに行くという仕組みです。そこから採用活動につながるかです。スカウトは3種類あり、食事なしのスカウト、ランチスカウト、ディナースカウトの3つです。テーマは肉ですが肉にこだわる必要はないです。ただ、基本は肉を使う企業さんが多いと思います。また登録できるのはエンジニア職に限っていませんし、既卒者でもオーケーです。

――ありがとうございます。お肉もたいへん美味しかったです。ごちそうさまでした!

ニクリーチ 2016

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