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目線追跡機能でピアノを演奏 ヘッドマウントディスプレー『FOVE』が寄付ファンド開始

2014年12月18日 16時45分更新

 世界初の目線追跡機能付きヘッドマウントディスプレー『FOVE』は、目線で操作できるユニバーサルピアノシステム“Eye Play the Piano”を開発し、寄付を集めるファンドレイジングサイト“JustGiving”で寄付ファンドを開始した。

Eye Play the Piano

 FOVEは視線追跡機能とヘッドトラッキング機能を組み合わせて、360度の仮想世界の中で、コントローラーやマウス、ほかの外部操作機器を用いずに、操作が可能になる注目のヘッドマウントディスプレーだ。家庭用を想定した機器で、視線追跡型は世界初となる。

Eye Play the Piano

 ゲームでの操作だけでなく、“医療”技術への展開も可能とする。ピアノシステムのEye Play the PianoはFOVE内のインターフェース上の音符パネルに視線を合わせて、まばたきすることによりピアノを演奏することができる。今回、筑波大学附属桐が丘特別支援学校と共同でプロジェクトの可能性を広げ、脊髄性筋萎縮症である同校高等部二年の沼尻光太くんが、FOVEを使ってピアノを演奏する様子もサイトで公開されている。

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Eye Play the Piano

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