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enchantMOONがバージョンアップ 新機能大幅追加のMOONPhase3.0発表

2014年12月17日 18時00分更新

 ユビキタスエンターテインメントは、手書き特化型プログラミングタブレット『enchantMOON』の独自OSをバージョンアップし、『MOONPhase』の最新バージョン『MOONPhase3.0』を本日リリースした。
 

MOONPhase3.0

 MOONPhase3.0ではペンで書いた文字を“enchantコマンド”として設定でき、例えば“red”という文字に“文字色を赤にする”機能を割り当てれば、入力することで赤文字で書き込めるようになる。このほか、1ボタンでシールをアップロードしてQRコードで出力する“Uploadボタン”、“QRコードの認識機能”などが追加された。

 ユーザー同士でシールや写真の交換など、利用シーンの幅が広がりそうだ。
 

※以下リリース文です。
                                                       2014年12月17日
                               株式会社ユビキタスエンターテインメント

   enchantMOON最新バージョン「MOONPhase 3.0」を12月17日にリリース


 株式会社ユビキタスエンターテインメント(以下:UEI、ヨミ:ユーイーアイ、本社:東京都文京区、代表取締役社長 兼 CEO:清水 亮)は、自社が開発・販売する手書き特化端末「enchantMOON(エンチャントムーン)」のOSに大幅な機能向上を実現した「MOONPhase 3.0」を2014年12月17日にリリースすることを発表いたします。


「MOONPhase 3.0」で追加される主な機能は以下の通りです。

・enchantコマンドのカスタマイズ
ペンで文字を書いて呼び出すenchantコマンドを自分で定義し、任意のシールを呼び出すことができるようになりました。

・Uploadボタン
シールをワンアクションでアップロードし、他の端末と共有する機能がつきました。アップロード後に表示されたQRコードをスマートフォンで読み取ると、瞬時にプログラムを含んだシールを転送できます。

・Backコマンド
指で丸く囲んでからBackと書くと、ハイパージャンプ元に戻ります。

・QRコードの認識・出力
指で丸く囲んでからQRと書くとカメラが起動し、QRコードを認識してページジャンプするQRコマンドが追加されました。また、MOONBlock(ムーンブロック)でQRコードを生成するブロックも追加されました。

・シールの拡大・縮小・回転
シールを選択中に二本指の操作で拡大・縮小・回転できます。

・テレパシー機能
他の端末との通信を可能にするテレパシー送信/受信ブロックが追加されました。テレパシーはチャンネルで管理され、同時に起動している複数のプログラムで一度に何台でも受信できる1対多の通信が行えます。また、一つのプログラムで複数のチャンネルを送受信できるほか、JavaScriptオブジェクトを転送できます。この機能により、複数台のenchantMOONまたはスマートフォンを連携させたプログラムを開発できます。

・Gyazoに送信ブロック
ページイメージ、またはカメラ画像をGyazoに送信することができます。QRコードブロックと組み合わせることで、送信したURLを即座にQRコード化し、スマートフォンなど他の端末に転送できます。
※GyazoはNOTA社が運営・提供する画像共有サービスです。

・カメラ撮影ブロックMOONBlockにカメラ撮影機能が追加されました。シャッターは自動的に切られます。テレパシー機能やGyazo送信ブロックと組み合わせることで、離れた場所にあるenchantMOONのカメラを起動し、撮影画像を別の場所で確認することができます。

 

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