2014年11月19日07時00分

ディスプレーを持ってるみたい!常識が覆されるほどの薄型が実現されるスマホ

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 ディスプレーサイズが4.7インチと大型化されたものの、本体の厚みは6.9ミリと薄くなったiPhone6。7ミリを切っているだけでも十分薄いのですが、世界を見渡すとさらにスリムなスマートフォンが存在します。

薄型スマホ
↑日本を追い抜いた超薄型スマホの歴史を紐解く。

 スマートフォンの薄型化では実は日本メーカーも頑張っていました。2011年1月発売の富士通『ARROWS μ』は6.7ミリで当時世界最薄。でも2012年1月には6.68ミリのファーウェイ『Ascend P1s』が世界最薄の記録を塗り替えると、その後の薄型化は海外メーカーの独断場となっています。

薄型スマホ
↑2013年のCESで6.5ミリの壁を破る。

 Ascend P1s以降も少しずつ薄くなっていったスマートフォンは、2012年11月にBBKの『Vivo Xplay 1s』で6.55ミリにまで到達。そして年明けの2013年1月にはアルカテルの『ONETOUCH idol ULTRA』が発表され、ついに6.5ミリを切る6.45ミリという極限まで薄くなった製品が登場しました。シャツの胸ポケットに入れても邪魔にならない厚みには驚かされたものです。同年年末には日本でもSIMフリー品が販売開始。スペックは4.7インチHDディスプレー、3G対応、800万画素カメラ。薄いながらも十分実用性の高い製品でした。

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↑半年でファーウェイが記録を奪回。

 それから半年後、2013年6月にはファーウェイから『Ascend P6』が発表。本体下部が前後にカーブしたデザインは水の流れをイメージ、同社のスタイリッシュ端末としてカラバリにはピンクも加わった意欲作でした。厚さは6.18ミリで、当時はこれくらいがスマートフォンの厚みの限界と感じたものです。なお当時の記事はこちら

 4.7インチHDディスプレー、3G対応、800万画素カメラとアルカテルの製品とほぼ同等の性能。なお同じデザインテイストで一般層を狙ったモデルの『Ascend G6』は、日本でもSIMフリー版やワイモバイルから派生モデルとして『STREAM S 302HW』として販売されています。

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↑2ヵ月で6ミリの壁を突破。

 ところがさらに2か月後の2013年8月に、今度はBBKから5.75ミリの『Vivo X3』が発表、ついにスマートフォンの厚さは6ミリを切ることになりました。このサイズでありながらもHi-Fiサウンド再生にカラオケ機能など音楽にも強い製品で、しかもディスプレーは5インチフルHD。十分メイン端末としても使えてしまいます。

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↑忘れちゃいけないXperia Z Ultra。

 スマートフォンとしては最薄ではないものの、6.4インチのファブレットとしては今でも最も薄い6.5ミリ厚なのがソニーモバイルの『Xperia Z Ultra』。2013年6月発表ですが、今でも十分現役機として使えますね。本体サイズが大きくとも厚みが薄いと持ち運びも楽ですし、今から買っても損の無い製品ともいえます。

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↑厚みはついに5.5ミリ台、LTEへも対応。

 2014年2月にはとうとう5.5ミリ台の厚さを実現した『Elife S5.5』がジオニーから発表。5インチフルHDディスプレー、LTE版もあるなどスペックもハイエンド相当。同社は中国や東南アジアで製品を販売するほか、相手先ブランドとしてヨーロッパなどにも製品を提供中。この写真もキプロスに本社がありヨーロッパでスマートフォンを販売するPrestigio社の『Grace』で、元の製品はこのElife S5.5。どれくらい薄いかは発表会当時の記事を読んでください。

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↑あっさり自己記録を更新するGioneeの意気込み。

 Gioneeは2014年9月にさらに薄くなった『Elife S5.1』を発表。厚さは5.15ミリとなり、いよいよ5ミリ越えが見えてきました。但しディスプレーは4.8インチHDとスペックダウン。Elife S5.5の姉妹機という位置付けで、両モデルは併売されています。

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↑サムスンは最薄競争に参加しない?

 何かと世界一を競うサムスン電子とLGの韓国勢ですが、スマートフォンの薄型化競争には今のところ加わっていません。日本で発売したボーダフォン時代の『804SS』が3G世界最薄モデルと、フィーチャーフォン時代は薄型化を目指していましたが、スマートフォンはそこまでの薄型化には興味がないようです。同社の最薄モデルはメタルフレームの『GALAXY Alpha』などの6.7ミリ。iPhone 6より薄いものの、思い切りスリムな同社スマートフォンも見てみたいものです。

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↑OPPOのR5の登場で5ミリを切る。

 そして2014年10月に発表されたのが4.75ミリのオッポの『OPPO R5』。5.2インチフルHDディスプレー、1300万画素カメラ、LTE対応ともはや薄いだけではなくフラッグシップクラスのスペックを有しています。

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↑カバーをつけても厚みが増さない。

 しかしここまで薄くする必要ってあるのでしょうか?もちろん薄ければ薄いほどスマートフォンの持ち運びは楽になりますが、強度もちょっと心配になるところ。でもスマートフォンが薄くなれば、最近増えているフリップタイプのカバーを付けてもまだ十分薄く、持ちやすさも変わりません。つまり薄型スマートフォンほどカバーを付けやすくなるのです。

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↑4ミリを切るのもまもなく。

 OPPO R5の記録はなかなか破れそうもないと思ったら、今度はまたもやBBKが3.8ミリ厚のスマートフォンを開発しているという情報が流れてきました。iPhone5の厚さが7.6ミリですから、なんとその半分の厚みとなります。果たしてスマートフォンはどこまで薄くなっていくのでしょうか?本当に出てきたらぜひともその薄さを体感してみたいものです。

山根康宏さんのオフィシャルサイト
香港携帯情報局

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