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テクノロジーとアートは同義語になる 学生映像コンテンツの先端作品とは?

2014年11月12日 16時30分更新

 デジタルの製作環境が整備され、ネットで自由にコンテンツを発表できるようになったいま、いちばんとんがった学生映像コンテンツはどうなっているのか?

 11月21日(金)、グランフロント大阪 ナレッジキャピタルが、“INTERNATIONAL STUDENTS CREATIVE AWARD 2014”を開催する。国内外の芸術系、情報メディア系の大学、大学院、専門学校の学生たちを対象にしたアワードで、豪華なゲストトークも注目だ。

INTERNATIONAL STUDENTS CREATIVE AWARD 2014

 国内は約60校162作品(映像コンテンツ部門、モバイルアプリ部門)、海外からは約46ヵ国256作品(映像コンテンツ部門)の応募の中から21作品がノミネート、“その才能に嫉妬する日。”と題したこの発表会で最終審査が行なわれる。Perfumeのライブや東京オリンピック招致の映像なども手がけるメディアアーチスト真鍋大度によるライブパフォーマンス、“クリエイティブとテクノロジーの新しい関係”をテーマとしてスペシャルトークセッションも行なわれる。

 ナレッジキャピタルは、2015年1月25日(日)まで、オーストリア・リンツに拠点を置くクリエイティブ・文化機関“アルスエレクトロニカ”とのコラボレーション企画“ARS ELECTRONICA in the KNOWLEDGE CAPITAL vol.01”を開催中だが、トークセッションでは、そのアルスエレクトロニカ芸術監督のゲルフリート・ストッカーをはじめとした豪華ゲストが登壇。『WIRED』日本版編集長若林恵氏がコーディネータをつとめる。

Tech Institute 神は雲の中にあられる
↑こちらがグランフロント大阪。

 主催は一般社団法人ナレッジキャピタル、株式会社KMO。会場はグランフロント大阪 北館ナレッジキャピタル4Fのナレッジシアター。入場無料・事前登録制となっている(詳しくは公式サイトをご覧アレ)。

 どんな若い才能が栄冠を勝ちとるのか? そして、参加者にも気鋭のメデアーチストや審査員、ノミネートされた内外の学生、アカデミアと直接対話できるまたとないチャンスとなるはずだ。この分野に興味のある方はチェックしてみてはいかがだろうか?

(2014年11月13日15時40分追記:記事初出時、海外のノミネート数に誤りがございました。お詫びして訂正いたします。)

【筆者近況】
遠藤諭(えんどう さとし)
株式会社角川アスキー総合研究所 取締役主席研究員。元『月刊アスキー』編集長。元“東京おとなクラブ”主宰。コミケから出版社取締役まで経験。現在は、ネット時代のライフスタイルに関しての分析・コンサルティングを企業に提供し、高い評価を得ているほか、デジタルやメディアに関するトレンド解説や執筆・講演などで活動。関連する委員会やイベント等での委員・審査員なども務める。著書に『ソーシャルネイティブの時代』(アスキー新書)など多数。『週刊アスキー』巻末で“神は雲の中にあられる”を連載中。
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