2014年10月30日15時30分

スマホ対応スーツにカカオトークスマホなど釜山で見つけたモバイル製品

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 サムスンやLGの母国である韓国では、IT系の展示会が年に数回開催されています。今回は釜山のWorld IT Show2014を取材。日本や海外ではまだ未発売のスマホやアクセサリなど、なかなか面白い製品が展示されていました。

World IT Show
↑いい製品が目白押しのLGブース。

 LGはフラッグシップスマートフォンのLG G3シリーズやウェアラブルデバイスのLG G Watch Rなどを中心とした展示でした。ですが、それらはすでに海外の展示会でも発表済みのもの。World IT Showでは韓国ならではの製品にも注目が集まっていました。

World IT Show
↑『カカオトーク』スマホ。LGのWineスマホ。

 韓国でもまだガラケーを使っている人もいるのですが、最近のソーシャルブームの流れの中で、ガラケースタイルのスマートフォンを使いたい、という人が増えています。そんな消費者のための製品がこのLG Wine Smart『F480』。スタイルこそケータイですが、中身はれっきとしたスマートフォン。Snapdragon400の1.2GHz CPUに3.5インチHVGAディスプレー搭載、8メガピクセルカメラ、Android 4.4とまずまずのスペック。もちろんLTEに対応しています。

World IT Show
↑カカオボタンで即アクセス!

 そして最大の特徴とも言えるのが十字方向キーの右にある黄色い“Talk”ボタン。これは韓国でメジャーなカカオトークの専用ボタンなんです。つまりワンタッチでスマートフォンのカカオトークアプリが起動するわけ。一般のスマートフォンユーザーがもっとも使うのはもはやソーシャルサービスですから、その専用ボタンを搭載しちゃおうというわけです。なお担当の人に話を聞くと、これは単なるアプリケーションラウンチャーボタンとのこと。そのため他のソーシャルサービスに対応させるとこともできるだろうとのことです。

World IT Show
↑折りたたんだスタイルも上品。

 F480本体にはボタンのカスタマイズ機能はありませんが、ほかの国でこのボタンを別のアイコン・アプリに変えたモデルが登場する可能性もありそうです。日本なら当然LineアイコンにしたLineスマートフォン、として発売することもできるんじゃないでしょうか?LGとLineでぜひコラボしてもらいたいものです。

World IT Show
↑個性を持った謎のスマホ、LG『AKA』を発表。

 今回のWorld IT Show2014で発表された新製品がこちらの『LG AKA』。実機に触れることはできず、また詳細なスペックは不明ですが、ベースとなる端末はNexus 5のようにも見えました。

World IT Show
↑端末ごとに画面上部の眼の表情が変わる。

 LG AKAは端末に個性を設定できるそうで、それにより画面上部に表示される眼の表情が変わるとのこと。またフロントに装着可能なカバーもその眼の部分は覆われないような大きさのものになっています。

World IT Show
↑自分だけのスマホが欲しい人にお勧め。

 ショーケースの中には4種類の表情のLG AKAが展示されていましたが、それぞれ眼の表情が異なり、なんとなくそれぞれの端末がどんな性格を持っているかわかるような気がしました。その日の気分に応じて表情を変えるなど、スマートフォンの新しい使い方ができるかもしれません。

World IT Show
↑サムスンはあんなものまで作っていた。

 GALAXY Note4/Note EdgeやGear Sなど最新製品を多数展示するサムスン電子ブース。サムスンってスマートフォンや電子製品だけではなく、グループ企業は手広くビジネスを行っています。日本ではほとんど知られていませんが、なんと洋服まで手掛けているんですよ。

World IT Show
↑世界初のスマホ対応スーツ『スマートスーツ』。

 サムスンの衣料品部門であるサムスンファッションから登場したのがこのスマートスーツ。スマートフォンを利用するビジネスパーソンのためのスーツとのこと。

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↑スーツなのにNFCを内蔵!ヘッドフォンも使いやすい。

 スマートスーツの最大の特徴は内側にNFCタグを内蔵していること。これによりスマートフォンの機能をコントロールすることができます。また前の襟のあたりにはヘッドフォンを通すための穴も開いているため、スーツの内ポケットにスマートフォンを入れたままでもヘッドフォンのケーブルの取り回しが楽になります。

World IT Show
↑内ポケットにスマホを入れると自動ミュートや自動音楽再生。

 スマートフォンには専用アプリをインストール。スマートスーツの内ポケットにスマートフォンを入れると、自動的にマナーモードになるので商談中に着信音が鳴ってしまうことはありません。またヘッドフォンを装着した状態でスマートフォンを内ポケットに入れると、今度は自動的に音楽アプリが起動して音楽再生がスタート。仕事で忙しい中、音楽を聴いてリラックスしたいときなどいちいちアプリを起動しなくてもよいわけです。これら機能は将来はほかの洋服にも応用できそうで、スマートシャツやスマートジャケット、スマートワンピースなどさまざまなスマートな洋服が出てくるかも?

World IT Show
↑専用ノートでスマホに手書き文字が送れるスマートペン。

 スマートフォンと紙のノートを連携させるソリューションはいくつかのメーカーが製品を出していますが、neo.Labのスマートペン『N2』はnCodeと呼ぶ特殊なパターンが印刷された専用ノートを使用。ノートに書いた文字などがリアルタイムでスマートフォンに送信できます。キックスターターでは15万ドルを集めるなど、世界中から注目を集めている最新のスマートペンです。

World IT Show
↑専用ノートが安いのも魅力。

 N2はマイクロUSBで充電可能、スマートフォンとはBluetoothで接続。筆圧も感知し線の色や太さも自在に変更可能。また書き始めると自動的にN2の電源が入るため電源ON/OFFを気にする必要もありません。また手書き文字のテキスト化も可能とのこと。そしてnCodeの印刷された専用ノートは200円前後と安く、入手が用意であればぜひとも使ってみたいもの。

World IT Show
↑日本でも間もなく発売予定。

 neolabは日本にも事務所があり、まもなく日本でも発売するそうです。N2本体の価格は1万円台になるとのこと。またiOS、Android OSに加え、Windowsにも対応。発売が楽しみです。

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↑ウェアラブルもいろいろ。紫外線の強さがわかるブレスレット。

 身体につけるウェアラブルデバイスもいろいろなものが展示されていました。こちらは女性向けの紫外線測定デバイス。ブレスレットの形をしておりスマートフォンで紫外線の値をリアルタイムでモニタリングできます。また室内に入ると今度は温度測定器となり、室温を自動的にモニタリング。また活量計としても利用でき日々の運動データも記録できます。

World IT Show
↑耳に装着するウェアラブルカメラ。

 こちらは耳につけてリアルタイムな画像・動画配信が可能なウェアラブルカメラの『Wcam』。スマートフォンとはBluetoothだけではなくWi-Fiでも接続可能。Wi-Fi接続時はストリーミングでのビデオ送信も可能とのこと。カメラは130万画素、HDで70fpsの動画撮影に対応。マイクロSDカードスロットも備えるので単体での録画も可能です。バッテリーは800mAhで80分の連続利用が可能。すでに業務用として販売されていますが、個人向けにも売ってほしいものです。

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↑カラバリが増えたスマート大気汚染計測器。

 これらのウェアラブルデバイスは韓国最大キャリア、SKテレコムが展示。同社はIoTデバイスなども多数展示していましたが、こちらはスマートフォンと接続して待機中の汚染物質を測定できる『SmartAri』。待機中のCO2濃度やPM2.5などを測定できます。6月には製品が発表されていましたが、今回の展示では本体のカラバリが増えていました。間もなく発売予定とのこと。

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↑ワイヤレスでスマホを大画面出力!

 手のひらサイズの小型のプロジェクター『Smart Beam』は以前も紹介したことがありますが、そのパワーアップ版『Smart Beam Wireless』が登場しました。サイズは54ミリ四方と若干大きくなりましたが、ワイヤレスでの利用が可能に。Miracastに対応したことでスマートフォンを手で持ったまま、このSmart Beam Wirelessから自在な投影が可能になります。しかもプロジェクターの明るさは60ルーメンと大幅にアップし投影される映像もより見やすくなりました。

World IT Show
↑薄型キーボードはケースにも入っちゃう?

 最も薄い部分の厚みがわずか2.5ミリと言うBluetoothキーボード。キートップはフィルム上でクリック感はありませんが、タッチ感度をアプリで調整することが可能だそうです。また上部にはタッチパッドとクリックボタンを備えるのでマウス操作も可能。タブレット本体と一緒にケースに入れても邪魔になりませんから、キーボードを持ち運ぶことをためらっていた人にお勧めと言えるでしょう。

World IT Show
↑日本での販売も期待できる?

 価格は約7000円、海外にも輸出したいとのことなので日本でもそのうち売られるかもしれませんね。大手メーカーのみならず地元メーカーからもいろいろな製品が展示されていたWorld IT Show2014、来年もどんな製品がでてくるか楽しみです。

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