週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

液晶が大きくなるだけではないっ!! NFCが載るかも?iPhone6完全予想

2014年09月07日 19時30分更新

iPhone6予想

Xデーは9月9日!発売は19日の金曜日か

ASUKA さて、9月に発売されるというウワサのiPhone6について予想していきたいですけど。HIRO先生、ズバリいつごろなんでしょうね。
HIRO あくまでもウワサだけど、iOS8のベータ版の進み具合がiOS7とほぼ一緒のようなので、現地時間の9月第2週に発表、第3週の金曜に発売という流れじゃないのかな。
A (アンタと一緒で)当たり前すぎてつまんないけど、そうなんでしょうね。

iPhone6
iPhone5、5s、5cはいずれも9月の第3金曜日に発売。これを踏まえると、今年は9月19日に発売されることが濃厚だ。
iPhone6
左がiPhone5s、右がiPhone6のモックアップ。いずれもiOS8のホーム画面を合成して作成した。iPhone6は、4.7インチと5.5インチの2モデルがあるとされるが、9月に入手できるのは4.7インチのみとなる見込みだ。

本体色は5sと同じ3色、NFCを搭載する可能性は
A ここでは外観デザインについて語っていきたいと思います。4.7インチと5.5インチが用意され、NFC搭載は既定路線?
H 部品画像の流出度合いから考えて9月に出るのは4.7インチのみで、5.5インチは年末という情報もあるね。NFCは正直半々かなぁ。
A 最も気になるのは、サファイアガラスか否かという点です。サファイアガラスは史上最強と言われてますから、もし全モデルが採用したら、ワタクシが体得した、フィルム、ガラス貼りのノウハウが水泡に帰すかもしれないので死活問題です。
H 現状のウワサだと、5.5インチモデルだけサファイアといわれてるね。しかもすべてのモデルではなくて5.5インチの最上位モデルのみらしいよ。
A とはいえ、アップルはサファイアガラスの工場に多額の出資をしているとの情報もありますし、iPhone6では最上位だけとしても来年に出るかもしれないiPhone6sだと全モデル採用という恐ろしい現実が待っているんですね。
H まあ、ASUKAはフッ素コートのエキスパートでもあるんだから、今後は貼り職人じゃなくてスプレー職人になればいいんんじゃないの?
A (うっせーなー)

iPhone6
iPhone6
4.7インチは5sのデザインを踏襲しつつ、液晶保護ガラスの周囲が曲面になるようだ。
iPhone6
iPhone6
背面で詳細が不明なのがアップルロゴ。この下にNFCが搭載される可能性がある。
iPhone6
iPhone6
液晶面に向かって右側面はこれまでSIMカードトレーのみだったが、新たに電源ボタンが備わることになる。
iPhone6
背面の左上に備わるiSightカメラは画素数がアップする可能性がある。
iPhone6
薄型化により、底面のスピーカーグリルが2列から1列になるかもしれない。

プロセッサーはApple A8で決定?

A 次はiPhoneの心臓部について予想をまとめていきましょうね。iPhone5sが搭載するプロセッサーがApple A7だったので、順当にいけばApple A8ですね。
H これについて異論はないね。Apple Aシリーズは最初の4から新機種出るたびに数字が1増えてるしね。
A 予想できないのがコプロセッサーですね。現在はM7と言われていますが、これがM8になったりすることはあるんでしょうかね。
H M7は加速度センサーなどの各種センサーの情報を受け取って、リクエストのあったアプリに引き渡すという役割を担っているので、iPhone5sと同等になるのか、それ以上の機能になるのかまったく情報が出ていないね。
A 背面のリンゴマークはどうでしょう。この近くにNFCが内蔵されるというウワサもありますね。
H 本物かどうかわからないけど、背面のアップルマークがくりぬかれている部品画像も流出してた。一方で従来どおりのレーザー刻印のみのモックや流出画像もあった。
A くりぬかれている場合は、NFCの電波を通すのかな。WiFiと干渉させないために。

iPhone6
中央にはApple A8、その左がSIMカードスロット、その右にApple M7が搭載される。写真左端にはモデムなど。

グラフィック性能の劇的進化はあるのか?

A ここでは最近のスマホで重要なハードウェア仕様となったGPUについてのウワサをまとめましょう。WWDC2014で登場した『Metal』って結局なんです?
H ざっくり言えば、iOSに最適化された3D描画のための命令セット(API)かな。
A これのどこがスゴいの?
H 従来のiOSは、OpenGL ESと呼ばれるモバイル/組み込み向けの汎用描画APIに依存していたんだ。汎用なので、Apple Aシリーズの内蔵GPUのパフォーマンスを十分に引き出していないわけ。
A それがMetalだと引き出せるってわけですな。
H 重要なのは、2大ゲーム/映像開発環境がこぞってサポートを表明している点。具体的には、『Unity』と『Unreal Engine 4』(UE4)。
A それぞれの特徴は?
H Unityは3DのゲームタイトルをiPhoneとAndroid向けに開発できる環境。UE4も同じだけど、ゲーム開発環境としての歴史が長く、ライティングなどがよりリアルに表現できるって感じかな。
A 現状はパズル系、カード系が全盛ですが、iPhone6時代にはリアルな3Dゲームも数多く出てきそうな予感。

iPhone6
汎用APIのOpenGL ESに変わりiOS8に最適化されたMetalが利用可能に。
iPhone6
iPhoneではもはや定番の3Dゲーム『InfinityBlade』。次回作はUE4ベースになるかも。
iPhone6
AppStoreでは、UE4で開発された『AngelsIn The Sky』が公開中だ(価格300円)。

各種流出パーツから見るiPhone6の進化

A iPhone6のものかどうかわからないんですが、とりあえずワタクシの手元にある部品をすべてお見せしますよ。
H 本物かどうかは置いといて、iPhoneじゃなければ、こんなわけわからんパーツまで注目されることはないよね。
A Lightningコネクター部分のケーブルでは、内蔵マイクのスペースがかなり小さくなっているような。
H 欧州で充電用のコネクターはUSBで絶対統一という取り決めがあったけど、iPhoneはLightningのままで、今後どう対応していくのかは注目だね。
A 電源部分のケーブルを見るとやはり電源ボタンは側面配置のようですな。
H SIMカードトレイが大型化しているのは意外だった。
A あと、iPhone6のトレーのフタ部分はよくみると丸みを帯びてますね。
H やはり側面を丸まってるということだろうね。
A 最後のアンテナケーブルの部品ですが。HIRO先生、これで何か語れますか?
H 5sまでと同様にWiFiとかBluetoothの電波の通り道は、カメラモジュール周辺にあるんだろうね。
A え、それだけ?

iPhone6
底面のフレキシブルケーブル。右の写真の左端から、イヤホンジャック、マイク、Lightningとなる。 底面のフレキシブルケーブル。右の写真の左端から、イヤホンジャック、マイク、Lightningとなる。
iPhone6
電源ケーブル。両写真の右端に見えるのが電源ボタンの部品なので、やはり側面実装のようだ。
iPhone6
iPhone6
SIMカードトレイは、5sよりも奥行きがあるようだ。またフタの部分がラウンドしていることがわかる。

iPhone6の内部はどうなっているのか

A 最後は全体的な構造について、これまで出ている情報をまとめていきます。実はあるサイトで、内部構造の3Dレンダリング画像が公開されていて、3Dプリンターで使えるデータ自体もダウンロードできるんですよ。100ドルの有料ですけど。
H 3Dプリンターの普及によって、コンセプトのモデリングデータを売る商売が始まったね。
A それ買ってモック作ろうとしたんですが、関係各所からさまざな圧力がかかって断念しました。コスト高すぎというのがおもな理由です。
H レンダリング画像を見ると、5/5sのように上下には別パーツが使われているっぽい?
A 冒頭で紹介したコンセプトのモックアップの背面だと、謎のラインで縁取られていただけのところですな。確かにあのままだとカッコ悪すぎなんで、製品版ではなんらかの処理はあるんでしょうけど。
H 5/5sと同様に金属筐体の上に非金属の別パーツを貼り付ける処理になるんじゃないの。
A 従来もその部分は、3GやLTEのアンテナだったので、フルの金属筐体はありえないですからね。ちなみに、iPhone6は、電波を束ねて高速化するキャリアアグリゲーション対応になるとも言われています。

iPhone6
液晶面のエッジ部分はラウンドしている?締め切りギリギリに入手した液晶面のパーツらしきもの。周囲が曲面になっているように見える。

 さて、週刊アスキー編集部はAppleの発表会の現地中継を交えたニコ生を、9月9日の23時から始めます。ぜひお楽しみに。無料会員の皆さんは、いまのうちにタイムシフト予約しておくのがお勧めです。

週刊アスキー
Amazonで購入は表紙をクリック
週刊アスキー
Kindle版はこちらの表紙をクリック
この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう