ワコムはIFA2014で公開していた新型スタイラスペンについて、日本展開の詳細を発表しました。
今回発表されたのは『Bamboo Stylus fineline』、『Intuos Creative Stylus 2』、『Bamboo Stylus solo』、『Bamboo Stylus duo』の4製品。Intuos Creative Stylus 2は10月3日、これ以外の3製品は9月12日発売予定です。
Bamboo Stylus fineline
9月12日発売予定
直販価格 6998円
iPad上でメモをとったりPDFに注釈をいれるなど、コンシューマーおよびビジネス用途に特化した細型デジタルスタイラスペン。
ペン先は1.9ミリの極細仕様で紙の上のような描き心地を再現。Bluetooth4.0でiPadと接続し対応アプリ上で利用すると1024レベルまでの筆圧検知が可能。
側面にあるスイッチはアプリによってアンドゥや消しゴムツールへの切り替えに割り当てられます。リチウムイオン電池を内蔵し、最大約26時間駆動、マイクロUSB経由で約2時間で満充電が可能です。対応するiPadはiPad mini、第3世代iPad、iPad Air以降のモデル。カラバリはグレー、シルバー、ブルー、オレンジ、ピンクの5種類です。
Intuos Creative Stylus 2
10月3日発売予定
直販価格 9158円
クリエイター向けiPad専用デジタルスタイラスの第2世代モデル。ペン先は約2.9ミリで第1世代より細く、かつ材質もゴム状のものから“芯”(替え芯が付属)を利用するものに変わっています。
筆圧は第1世代同様、2048レベルまで検知可能。カラバリはグレー1色。バッテリーは第1世代が単6アルカリ電池を利用していたのに対し、今回の第2世代はBamboo Stylus finelineと同じ充電式リチウムイオン電池を採用しています。駆動時間、対応iPadもfinelineと同様です。
また、同社はIntuos Creative Stylus 2とBamboo Stylus finelineの対応アプリは順次増える予定としており、現状では『Bamboo Paper』、『Noteshelf』、『GoodReader』、『Notes Plus』、『INKredible』、『Autodesk Sketchbook Pro』、『Procreate』、『Artrage』に順次対応していきます(SDKも公開予定)。
Bamboo Stylus solo
9月12日発売予定
直販価格 2138円
Bamboo Stylus duo
9月12日発売予定
直販価格 3218円
スマホやタブレットの基本操作に特化した汎用モデル(第3世代)。duoはsoloの特徴に加えてスタイラスの対が0.7ミリのボールペンが付属。このボールペンは市販の全身67.2ミリ長、0.7ミリの替え芯と交換可能です。
スタイラスペンとしのスペックは、ペン先は6ミリと第2世代と比べ1ミリ太くなりましたが、伝導性のある繊維を採用し描き心地を向上させています。耐久性も従来比で約10倍アップ。さらにペン先の交換(2つ入りで1000円前後)も可能になりました。
カラバリはどちらもグレー、シルバー、ブルー、オレンジ、ピンク、グリーンの6色展開です。
大型のスマホやタブレットの普及に伴い、スタイラスペンの需要と求められる性能(使い心地)はだんだんと増えています。ワコムもペンタブレットの老舗メーカーとして、本腰をいれてきたようです。
(2014年9月5日13:00追記)対応アプリについての記載を追加いたしました。
●関連サイト
ワコム 公式サイト
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6,154円
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