2014年09月01日18時00分

スマホのアプリは、作っただけでは売れない時代。無料でできる対策は?|Mac

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

 個人や法人問わずアプリを開発や運営している人に取材を行うと、ほぼ全員が抱えている悩みが「アプリのダウンロードが増えない」こと。ただ、よく話を聞いてみると、特に個人に多いのがアプリをストアに出しただけというケース。実は、もっとたくさんダウンロードしてもらうために、個人でできることはたくさんある。アプリ開発者がお金をかけずに、ダウンロード数を伸ばすための方法を紹介していこう。

MacPeople10月号(8月29日発売)

■アプリストアには200万本以上のアプリがある

 App StoreとGoogle Playには、それぞれ100 万本以上のアプリが存在している。そう考えると、日本だけではなく世界中のアプリ開発者がライバルとなるわけだ。App StoreやGoogle Playは世界共通のプラットフォームなので、巨大なひとつのスーパーマーケットに世界中で作られたアプリがぎっしりと並んでいるようなもの。もはや、その中から自分のアプリが選ばれるというのは奇跡的なことで、何もしなければアプリがダウンロードされないというのは当たり前だ。まず、すべてを把握するのが不可能なほどのアプリが存在していることを認識しないといけないし、ただアプリを置いただけではアプリがダウンロードされるわけがないと考えよう。

アプリ開発者のひと月の収益は?

 月間のアプリ収益が1000ドル(約10万円)以上ある開発者は全体の31 %。47 % は100ドル(約1万円)以下の収益だ(ビジョン・モバイルの調査データ「DeveloperEconomics」より)

■アプリは増えるが、ユーザーが使うアプリ数は限度あり

 App StoreやGoogle Playには毎日新しいアプリが登場し、ランキングが入れ替わっていく。しかし、ニールセンの調査によると、ユーザーひとりあたりが1 カ月間に利用するアプリの数は、ここ2年でほぼ変化がない。今後もアプリストアに公開される数は増える一方で、ユーザーが利用するアプリの数、つまりスマホにダウンロードするアプリ数というのは変わらないと予測される。もちろん、市場及びスマホユーザーは今後も大きく増えていく。

ひと月にアプリに触れる時間と数

 ひと月にアプリに触れる時間と増えているが、ユーザーひとりあたりが使うアプリの数は横ばい。ひとりのユーザーが使えるアプリの数は限られているニールセン調査データより)

■ユーザーの好みは移り変わりが激しい

 アプリのジャンルに限らず、ユーザーは短期間で離れていってしまうもの。アプリのアクセス解析などを提供するFlurry では「ジャンル別のユーザー生存率」の統計データを出している。息の長そうな「天気」や「ニュース」といったカテゴリーでも、90 日後には約50%にまでユーザーが減ってしまうのだ。先月ダウンロードしたアプリで、まだスマホに残っているアプリはそんなに多くないだろう。つまり、無料が圧倒的に主流となっているアプリ市場では、次々により良く新しいアプリが出てくるため、ユーザーも別のアプリに移っていってしまうわけだ。継続的にユーザーを獲得できるようにしていかないと、利用するユーザーは減り続け、それに比例して広告や課金収益も減ってしまうことになる。

 ドイツのアプリ調査会社adjustによると、App Storeには毎月約6 万本ものアプリが公開されていて、2014 年は57 万本以上のアプリが追加される見込みだそうだ。さらにストア上には存在しているがユーザーの目に留まらない「ゾンビアプリ」は、厳しめの基準でも約80%の割合で存在し、その数は年々増えている。

ジャンル別のユーザー生存率

 Flurryによる解析では、どんなジャンルのアプリでも、90日後のユーザー数は当初の半分程度になってしまうという。

■大手企業が続々と参加

 パズドラの大成功を皮切りに、大手ゲームメーカーや有名アニメなどのコンテンツを持った会社が、どんどんアプリ業界に参入している。一昨年くらいまでは、携帯電話で多数出ていた簡単な内容のカードゲームや、ファミコン初期のようなとてもシンプルなゲームもたくさん出ていた。ところが、いまや急激にレベルが上がり、最新の家庭用ゲームのクオリティーに近づいてきている。以前は数千万円で作れたソーシャルゲームの開発費も、1 億円以上かかるようになり、開発期間も半年~1 年くらいかけてじっくり作るケースも増えている。草野球にプロ選手が登場するような感じだ。

アプリのレベルが急速に上昇

 ランキングの1位を獲得することも多かった。いまやコロプラの「白猫プロジェクト」のような高品質ゲームが登場したり、大手ゲーム会社が人気シリーズのスピンオフ作品を出したりと、競争は激化している。

 では、どうやって自作アプリのダウンロードサイトへユーザーを送り込んだらいいのか? 個人でも無料でできる方法は主に3つある。

●ASO対策をしてユーザーを呼び込もう

MacPeople10月号(8月29日発売)

●アプリレビューサイトにプレスリリースを送ろう

MacPeople10月号(8月29日発売)

●無料でアプリの集客ができるネットサービスを活用しよう

MacPeople10月号(8月29日発売)

 各々の詳しい解説、特にASOの法則やレビューサイトの送付先、リリースの書き方などは、MacPeople10月号(8月29日発売)の特集3「アプリのダウンロードを増やす方法」に20ページ超で掲載している。実例として、200万ダウンロードの実績がある企業エムジェイガレイジのアプリ広報術も収録。ぜひ、参考にしてほしい。

MacPeople10月号はUnreal Engine 4大特集
MacPeople2014年10月号
Amazonで購入は表紙をクリック

 その他、メインの特集は、Macで極上の3Dゲームアプリが作れるUnreal Engine 4テクノロジーを完全解説。サブスクリプション登録からインストール方法といった導入から、簡単なアプリ作成までのやり方、Oculus Riftとの連携など、アプリを作らなくともこんなことができるのか! といった読み物としても楽しめます。

 特集2は、Macでアプリを作ってみたいけど、まず何をすればいいの? という人に向けて、開発環境の構築を解説。Macやモニター選びからXcodeの導入術まで、細かく細かく解説しています。これを読んで、今日から始めましょう!

関連記事

あわせて読みたい

follow us in feedly

最新のニュース

アスキーストア人気ランキング

特集

Comic

アクセスランキング

Like Ranking

BEST BUY

みんなが買っている最新アイテムはこれだ!