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アルミ削り出しモバイルバッテリーのセルを交換してみた:週間リスキー

2014年06月14日 15時00分更新

週間リスキーは地獄副編ACCNがお届けする、ゲーム機といえば3DO、コロコロよりボンボンで育ったような方にお届けするコーナーですが、今回は96%ゴーストライターによる執筆です。

 “削り出し”というキーワードに弱い皆さん、コニャニャチワ。先日、アスキーストアで紹介しましたUrbanUtilityのモバイルバッテリー『ZEPPELIN』(関連リンク)、見ました? 買いました? カッコイイですよねーコレ。トキめいてしまったでしょう? あてしもです。何たって“アルミ削り出しボディー”のモバイルバッテリーですぜ? そして、バッテリーパックが交換式という点にも注目してほしいでガンス。

zeppelin図版
↑削り出しのアルミボディー。アルマイトが美しい…ハァハァ。

 早速、本体と純正の交換用バッテリーパックを入手して外観をチェックしました。最近の大容量モバイルバッテリーに見慣れていると、小さく見えますね。

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↑端面も丁寧に処理してあります。ヒンヤリとしてアルマイトのサラッとした触り心地にウットリ……。
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↑交換用のバッテリーパックはシンプルなパッケージですが付属品が豊富。電池蓋開閉用の特殊工具が2セットに電池蓋の予備が1個。マニュアル曰く、電池を入れずに蓋をすると外れなくなるので、そうなった場合の予備だそうです。

 バッテリーパックは定番の18650タイプ(外寸が18×65.0mmの規格)。フラッシュライトからノートPC、果ては電気自動車まで用途範囲が広い電池ですな。ということは、同じタイプのバッテリーパックならばほかのも使えちゃうのでは? 細かいこと考えるのは苦手なので、ノーマルよりも大きめな容量のバッテリーパックをポチッと調達しましたよアマゾンヌさんで。

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↑市販の単3形乾電池と比較をすると、大きさはこんなに違います。
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↑Amazonで購入した3.7V/4000mAhのバッテリーパック。2本で1200円なので、1本600円。結構安いモンです。

 ZEPPELINに使われているのは3.7V/3000mAhのリチウムイオンバッテリー。今回はAmazonでスグ入手可能な最大容量の4000mAhにしました。アキバとかに行かなくてもこんなのが簡単に手に入る時代になったのね。交換にかかる時間はわずかで、あっと言う間に作業終了。

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↑純正の交換用バッテリーパックに同梱されている特殊工具を使って、蓋を開けるとバッテリーパックがズルリと出てくる。
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↑分解と逆の手順で新しいバッテリーパックを組み込むだけ。あっと言う間に終わってしまう。

 恐る恐るケーブルを接続するも、何も問題もなく充電できちゃった。普通は空の状態から約6時間ですが、これは約8時間くらいかかります。大容量化大成功。

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↑チャージを開始するとインジケータが点滅を開始。おぉ、充電できている!

3割増しの効果はいかほど?

 ノーマルだとiPhoneを約1.5回ぶん充電できるのですが、このバッテリーパックでは約2回、フル充電できました。おぉ、超効果アリすな。バッテリーパックの容量はどんどん増え続けています。同じ18650タイプで5000~6000mAhクラスのモノもあるようなので、それらを用いれば、さらにアップグレードできちゃうかも? 楽しすぎザマス。

 とはいえ、ダンナ。バッテリー自体に保護回路が十分に備わっていないものも存在しますし、ZEPPELIN内部の充電回路や、保護回路などの許容範囲を超えてしまう可能性もございます。そもそも指定されたバッテリー以外を使うのって完全な保証外行為ですからね。何かあってもメーカーはもちろん、あてくしも責任は取りませんよ。やるならくれぐれも自己責任の上で。

 いじょ。本日のリスキーでした。

販売元:SiB株式会社
ZEPPELIN UCMB-ZP1シリーズ

ダークブルー/シルバーの2色
5371円(税抜)

ZEPPELIN 交換用バッテリー
1612円(税抜)

今回買ったバッテリーパック(Amazonの販売ページ
※この商品は2本パックです(必要なのは1本)。

※指定された専用バッテリー(UCMB-ZP1BAT)以外に交換するとメーカーの保証対象外となります。著者および編集部は一切責任を負いません。

Urban Utility MobileBattery ZEPPELIN

RISCII
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