2014年06月08日18時00分

30GBの第5世代iPodをフラッシュメモリーで最大512GBにした!|Mac

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 iPad用のRetinaディスプレイを使ったiMac風外付けモニター自作企画(関連記事)が大好評だったので、Apple製品改造ネタをもういっちょお送りします!

 今回ご紹介するのは、旧iPod(第5世代)の内蔵ハードディスクの大容量化。中古で購入した第5世代のホワイトモデル(30GB)のHDDをSSDやmicroSDといったフラッシュストレージに換装して、なんと最大512GBの認識に成功しました!

iPod大容量化

 背面には確かに「30GB」とあり、改造前の画面は以下の通りでしたが、改造後は「446GB」となっています。

iPod大容量化 iPod大容量化

 iPodのHDDをフラッシュメモリーに換装するには、インターフェースが特殊なため変換アダプターを使用します。iPodのHDDは1.8インチで、以前は小型PCなどに採用されていましたが最近はSSD化が進んで入手が難しくなっています。

 次にSSDへの換装を検討しましたが、今度はインターフェースが問題になってきます。iPodは「ZIF」というSATA以前のインターフェースを採用しています。ZIF接続のSSDは流通量が少ないうえ、128GBで2万円以上と高額。

 そこで、現実的な方法は以下の2通りになります。変換ボードを使ってmSATA接続のSSDをZIF接続に変換するか、コンパクトフラッシュ(CF)をZIF接続に変換する方法です。mSATAのSSDはWindowsノートPCなどで採用されているため種類が豊富で、大容量モデルもそろっています。CFの場合は、さらにmicroSDをCFに変換するアダプターを使うことで、安価なmicroSDをiPodに内蔵できるわけです。

mSATA SSDをZIF接続に変換する

iPod大容量化

 ZIF接続のSSDの入手が難しいため、ZIF/mSATA変換ボード(写真左、2000円前後)を使用します。mSATA接続のSSD(写真右)なら128GBで1万円程度と比較的低価格で、最大1TBのものも販売されているため大容量化をねらうなら最有力候補。もちろん、速度の向上も期待できます。

CFアダプターを使い、microSDをZIF接続にする

iPod大容量化

 CFをZIF接続に変換するボード(写真左、1000円前後)を使用します。大容量のCFは高額なため、さらにCF/microSD変換アダプター(写真右、3000円前後)を使えば低コストで大容量化できます。SDならmicroSDよりさらに安価ですが、薄い「Type I」のアダプターがないためmicroSDを使用しました。

認識実験の結果

iPod大容量化

 具体的な分解や換装方法は割愛し、実験結果です。mSATAは3メーカー9製品、microSDは3メーカー6製品で動作チェックしました。SSDは128GB以下の製品であればすべて動作しましたが、256GB以上では相性の問題か、製品によって動作する/しないがまちまちでした(下表)。microSDは最大でも容量が128GBのためか、すべての製品で問題なく動作しましたよ!

 ただし、512GBのSSDは、実際に使用したところ手で持てないほど発熱したため常用は難しいです。128/256GBなら目立った発熱はなかったので、256GB以下の
SSDか、128GBまでのmicroSDがオススメです。

iPod大容量化

●mSATA SSD

ブランド 型番 容量 動作
PLEXTOR PX-128M6M 128GB
PX-256M6M 256GB ×
crucial CT128M550SSD3 128GB
CT256M550SSD3 256GB
CT512M550SSD3 512GB
サムスン MZ-MTE120B/IT 120GB
MZ-MTE250B/IT 250GB
MZ-MTE500B/IT 500GB ×
MZ-MTE1T0B/IT 1TB ×

 

●microSD

ブランド 型番 容量 動作
東芝 MU-B064GX 64GB
サンディスク SDSDQUL-064GJ35A 64GB
SDSDQX-064G-J35A 64GB
SDSDQUP-128GJ35A 128GB
エレコム MF-MRSD64GC10RA 64GB
MF-MSD064GU11LR 64GB

 詳細な制作手順はここでは説明しきれませんが、MacPeople7月号(5月29日発売)の「愛用マシンを限界チューンアップ特集」にたくさんの写真入りで掲載しているので、そちらをチェックしてみてください!

iPod大容量化
iPod大容量化

 同特集では、WWDCで新機種が発表されても現行マシンをパワーアップして前向きに乗り切るためのアイデアが満載。ハード面ではMac miniにSSD増設する方法や、こちらの記事でも紹介しているMacBook用のSSD換装キット、古いMacBookのAirMacカードを換装してAirDrop対応化する方法、第5世代iPodの30GB HDDをSSDに換装して256GBにする改造などに挑戦。もう少し敷居の低い周辺機器ちょい足しパワーアップや、ソフト面でのチューンアップも紹介しています。

 そのほかMacPeople7月号の特集ラインアップは、新MacBook Airレビュー/アップルストアの知られざる真実/Cocos2d-xゲーム開発入門/ゲームアプリ開発者のためのYouTubeプレー動画講座/デベロッパーに聞くスマホアプリの最新トレンド——となっています。電子版なら気になるキーワードで検索ができるほか、定期購読は紙よりも安くてお得ですよ!

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