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愛用者が語る5本指シューズの魅力、ガジェット好きは絶対欲しくなる|Mac

2014年06月13日 18時00分更新

 MacPeopleでは、Macやカメラ、デジタルガジェットを巧みに使いこなす「shio」こと成蹊大学法学部の塩澤一洋教授の連載「知的生産のMac術」を掲載中。塩澤氏の文章はエネルギッシュで探究心にあふれ、実体験を伴う製品レポートは思わずその製品に触れてみたくなる魅力を備えています。

 そんな塩澤が愛用アイテムの魅力を人に語ると、感化されて次々と周囲に愛用者が増えてしまうというほど。これを通称「塩漬け」と呼ぶそうです(笑)。今回、同氏が熱く語っているのは5本指シューズ「ビブラムファイブフィンガーズ」と活動量計「Fitbit One」。活動量計はみなさんご存じでしょう。ここでは5本指シューズについて、誌面を抜粋しつつご紹介します。

知的生産のMac術

 塩澤氏が2009年からヨット用に履き始めたというビブラム。最近ではモデルや色が大幅に増え、2011年9月から日常生活のすべてにこの靴を使うようになったそう。「これこそ理想の履物。あまりに快適でほかの靴はもう履くことはない。スーツでもビブラム。冠婚葬祭もビブラム。持っていた革靴やビーチサンダルを捨ててしまった」と語るほどです。確かにスーツでもビブラム!

知的生産のMac術

 「そこまで気に入った理由は、血行がよくなったおかげで、みるみる体調がよくなったからである。なかでも、医者に治らないと言われていた23年間来の不整脈がきれいになくなったのが最大の効果。 また、前シーズンまで必ずかかっていたインフルエンザにかからず、風邪ひとつひかなくなった」のだそう。それだけでなく、「足がむくまない、足が臭くない、 ガサガサだった足の裏が赤ちゃんのように柔らかくスベスベ」など効果は絶大な様子。ちなみに、どんな人とも靴の話題で楽しめたり、街で知らない人に声を掛けられたりといった副産物もあるようです。

知的生産のMac術
知的生産のMac術
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 血行が改善した理由を、塩澤氏はこう分析しています。通常の靴で歩いたり走ったりする時、人も動物も「かかと」から着地する。ところが、裸足の時は痛くてかかとで着地などできないため、前足部(フォアフット)で着地する。「裸足のときの自然な歩き方、走り方ができる靴がビブラムファイブフィンガーズなのだ」と。

 こんな調子で「ビブラムファイブフィンガーズ」のいわば洗脳を受けてしまった担当編集者の私、当然感化されないワケがありません。デジモノではありませんが、こうした機能重視で人に思わず語りたいウンチクのある製品が大好きなのがガジェット好きってモンです。手始めに、海でシュノーケリングなどをするときに履いていた安物マリンシューズの代わりに、ウォータースポーツ向きの「FLOW」を購入しました(以下の写真はメンズ用)。

 一番のメリットは、足がズブズブと沈むサラサラの砂浜でも非常に歩きやすかったこと。分かれた指のおかげでしょうか、そんな砂地でも普通のスピードでずんずん歩けました。そして、海に入ったときに裸足の感覚に近いのにも驚きました。裸足の感覚というのは「指が分かれているかどうか」なのかもしれません。小石が多い砂浜の場合、足をケガしないようにマリンシューズのまま海に入ります。ですが、いくら足首がピッタリしていても靴と足とのすき間に水がはいってゴポゴポするのがいまいち気持ち悪いもの。足を守りつつ、裸足感覚で海中を漂うのは気持ちがいいですよ。

 強いてデメリットを挙げるとすれば、脱ぎ履きが少し面倒なことくらい。5本指ソックスを履いたことがある方ならわかると思いますが、薬指や小指を正しい場所に入れるのに普通の靴より少し手間取ります。とはいえ、一度履いたらしばらく履きっぱなしなので問題ナシです。

知的生産のMac術

 詳しい内容は、MacPeople7月号(5月29日発売)の184〜185ページに掲載中です。誌面では、ビブラムと合わせて「Fitbit One」の活用アイデアも紹介しています。買ったけど今はすっかり……という人も多いのでは? 身に付けて出かけるのを忘れるうち、次第に存在が薄れていったしまったのではないでしょうか。絶対に忘れないshio流の画期的なアイデアは目からウロコです。

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shiology(塩澤一洋先生のブログ、外部リンク)


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