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iPhoneを載せて遊べる教育向けロボット「Romo」はガジェット好きの大人も欲しい|Mac

2014年06月04日 17時30分更新

 ロボット掃除機のルンバなどを販売するセールス・オンデマンドが6月4日、iPhoneを載せて遊ぶ知育ロボット「Romo」を発表。本日から予約開始し、7月24日発売。価格は1万4500円。

 iPhone 4/4S/第4世代iPod touch向けの「ROMO 3B」とiPhone5/5c/5s/第5世代iPod touch向けの「ROMO 3L」の2モデルを用意。

Romo
正面
Romo
側面
Romo

 キャタピラーで走行するロボットにiPhoneを載せ、人やボールを追いかけたり、ライントレース走行したり、プログラムした動きをさせたり、Romo同志でビデオ通話したりして遊べる。

 ライントレース走行は、地面と線の色の差を認識している。床に貼ったガムテープの上を走らせることもできるそう。

Romo
線を見ながら走る様子がかわいらしい。インカメラを使って地面の線(色)を認識している。

 画面上の線をタッチして認識させる。こうした過程が省かれていないおかげで、子供がどうやって線の上を走っているのか考えるキッカケとなるのかも?

Romo
Romo

 Romoは、米ロモティブ社がクラウドファンディングサイトKickstarterで資金を調達して販売スタート。同社CEOのケラー・リナウド氏によると、元々8〜12歳の子供を想定していたが、米国での購入者はほとんど大人だという。キャラクターはくるくる表情が変わり、頭(iPhone)を上下に動かしたりと表情豊かでとてもかわいらしい。おもちゃとしては少々高めだが、大人が思わず購入するのもうなずける。

Romo

 スマートフォンと連携する玩具はこれまでにも多数登場しているが、教育向けを謳うだけありプログラミングの考え方を勉強できるのが特徴。APIが公開されており、アプリ開発が可能なのも一般的な玩具とは一線を画している。

Romo

 専用の「Romo」アプリには、ミッション/じっけん室/おいかける/線をたどる——というメニューが用意されている。「ミッション」は、Romoの機能を知るためのチュートリアルのようなもの。与えられた課題をこなすことでRomoが成長し、新しい表情や動きを獲得できる。

 「じっけん室」はプログラミングを勉強できるメニューで、用意されたトリガーと動作を選択して組み合わせていくことでRomoに自由な動きをさせられる。

Romo
つつく/くすぐる/顔を見る/顔がない/ドックから外す/ドック/ふる/もちあげる/下におく.大きな音/動き/ライトを消す——などのトリガーを指定。
Romo
おでこをつついたら、笑うというアクションを指定したところ。ある一定条件のことが起きると、ある結果を返すというプログラムの概念がわかる。

 「おいかける」は人の顔や色の付いたボールを認識して追いかけ、「線をたどる」は色の付いたテープの上を走行する。なお、日本語版アプリの開発は、クリエイティブ集団のTHE GUILDが請け負ったそうだ。

 キャタピラーによる走行は意外と素早く、小型犬や猫などと遊べそうな俊敏さ。台座部分の傾きも制御できるため、上を見たり下を見たりといった表情が豊かだ。それだけでなく、転んだ際に角度調整を利用して自力で起き上がってくれる。

Romo
Romo
Romo

 子供が食いつきそうなのはもちろん、ガジェット好きの大人なら思わず欲しくなること間違いなし。気になったら、公式動画でそのかわいらしい姿を確認してみよう!

Romo公式サイト
THE GUILD


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