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OS Xの共有領域の「.DS_Store」ファイルを消すターミナルコマンド|Mac

2014年06月04日 21時00分更新

 本連載では、Macの「ターミナル」アプリにdefaultsコマンドを入力して、OS Xの隠し設定を引き出す方法を紹介しています(関連記事はこちら)。

 OS XのFinderは、「.DS_Store」という非表示の設定ファイルをフォルダー上に作成し、アイコンの位置といった情報を保存しています。

 しかし、内蔵ディスクかネットワーク上の共有領域かを問わず作成するため、共有領域をOS X以外のシステム、例えばiOSアプリやWindowsからアクセスすると「.DS_Store」フォルダーが見えてしまいます。害はありませんが、少々ジャマな存在です。

terminal_ds_store

 この「.DS_Store」は、ターミナルから以下のとおりdefaultsコマンドを実行すれば作成されなくなります。ただし、コマンド実行後は一度ログアウトして再ログインするか、システムを再起動しなければ設定が反映されません。

defaults write com.apple.desktopservices DSDontWriteNetworkStores true  [enter]

terminal_ds_store

 続いて、元に戻します。

defaults delete com.apple.desktopservices DSDontWriteNetworkStores  [enter]

terminal_ds_store

 既存の「.DS_Store」は削除されないため、共有領域上にフォルダーを新規作成したときか、NASなどネットワーク機器を新規導入するタイミングでの実行がお勧めです。

 ほかにも、「OS X Mavericks対応 defaultsコマンド活用術 I」では、OS Xの隠し設定を引き出すための必須コマンドを紹介しています。AmazonでKindle版が好評発売中です(外部サイト)。


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