世界最大の動画投稿サイトとして知られる「YouTube」。日本でも近年、HIKAKINやマックスむらいなど人気のYouTuberも増え、クリエーターを中心に存在感を増している。ここでは、YouTube動画を投稿するメリットを紹介する。
対象となるユーザーはワールドワイド
YouTubeは世界中の人々に利用されている。つまり、YouTube に動画をアップロードすれば、日本だけではなく世界中の人にアピールできるというわけだ。しかも、翻訳の必要があるテキストと違って動画なら言葉が通じなくてもある程度のコミュニケーションは可能だ。これは、グローバルに展開するアプリ開発者にとって海外からのユーザー獲得を見込める願ってもないチャンス。アプリを公開したら紹介動画も作成し、YouTube にアップしよう。
例えば、米国の国家道路交通安全局が、人気YouTubeクリエーターに作らせた運転中のスマホ使用の危険性を訴えた動画は300万回超再生され、4月のYouTube広告ランキングでもトップ10に入った。
そのままSNSに埋め込める
YouTubeは多くのウェブサービスと連携が可能だ。特にFacebookやTwitterなどのSNSは、タイムラインにYouTube動画がそのまま埋め込めるため、YouTubeのサイトに移動することなく動画を閲覧できる。Facebookなどのモバイル用動画広告において、多くのYouTube動画が使われるだろう。そのためにも動画コンテンツはいまから作成、蓄積しておこう。
YouTubeでは、動画再生ページの「共有」タブをクリックすると表示される各SNSのアイコンをクリックするだけで、簡単に動画をシェアできる。
マイチャンネル開設で固定ファンを集める
YouTubeアカウントを作成すると、自分専用の「マイチャンネル」を開設できる。ユーザーにチャンネルを登録してもらうことで固定ファンを獲得すれば、新たにアップロードした動画を効率的に告知できるようになるのだ。また、チャンネル上には特定の動画をまとめた「セクション」を作成できる。この機能を使えば、大量の動画からユーザーが見たい動画を探しやすくなる。
新たに作成したマイチャンネルのページ。作成にかかる時間はたった5分程度だ。
再生数やユーザー属性をチェックできる
YouTubeにはアナリティクスと呼ばれるアクセス解析ツールが用意されている。ここではアップロードした動画の再生回数/時間はもちろん閲覧したユーザーの属性や評価などをチェックできる。ウェブサイトやアプリと同様に、YouTube動画もしっかり分析し、ユーザー動向に合わせた効果的な施策を打っていくことでさらなるアクセス数アップが見込める。
アナリティクスのトップページ。動画の再生回数などを素早くチェックできる。
動画に広告を表示すれば動画収入も入ってくる
ユーザーなら誰でも利用可能なYouTubeのパートナープログラムに参加すると、アップロードした動画に広告を表示することで、Google AdSenceのようなアフィリエイト収入を得られる。言語の壁があるブログと違い、面白い動画であれば世界中からのアクセスが見込めるため、グローバルに収入を得るクリエーターも増加中。もちろん、広告を表示しないという選択肢もある。ユーザーにとっては広告表示は嫌なものであり、競合他社製品のCMが出る恐れがあるため、広告を表示しないのも手だ。
MacPeople7月号(5月29日発売)では、YouTubeで効率よく自作のアプリを宣伝する方法を伝授。すでに大成功を収めている企業や個人配信者にインタビューし、その宣伝テクニックを紹介しています。また、Macで簡単にプレー動画を制作する手順も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
MacPeople7月号ではそのほか、4月29日に急遽発売された新MacBook Airの速攻レビューを巻頭で特集。また、愛用のマシンを改造&カスタマイズする「愛用マシンを限界チューンアップ」、建築的な視点から各国のアップルストアを見ていく「アップルストアの知られざる真実」、2Dゲームの開発環境として人気のCocos2d-xを徹底解説する「Cocos2d-xゲーム開発入門」など盛りだくさんの内容でお届けします。
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