2014年05月28日18時00分

Google Glassを使ったAR観光アプリの実証実験で広島を満喫してきた

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • Pocket

 5月26日、広島平和記念公園にて、Google Glassを活用したAR観光アプリの実証デモンストレーションがあるというので、行ってみた。

 主催者は総務省中国総合通信局および、山陰・山陽スマート観光プロジェクト推進協議会。若者から高齢者はもちろん、外国人にも向く観光情報インフラを整備するための団体だ。多言語に対応する音声や動画を使って、山陰・山陽地方への観光誘致を狙う。

Google Glass

 実験は、Google Glassに原爆ドームや原爆の子の像といったスポットまでの案内や、説明などを表示させるというもの。コンテンツは、ソフトバンクモバイルの『ふらっと案内』を利用。今回はGoogle Glass上に表示させたものをスマホに映し出している。

Google Glass

↑ソフトバンクモバイルITサービス開発本部の和田愛氏が、『ふらっと案内』についての事前解説を受けた。

Google Glass

↑続いて、ソフトバンクモバイル技術戦略室の古谷智彦氏による操作解説。フレームをスワイプしたりタップしたりと、簡単な操作で情報を閲覧できる。

 ソフトバンクモバイル技術戦略室の古谷智彦氏によれば、Google Glassにアプリ『ふらっと案内 for Google Glass』をインストールすることで、スマホの画面に表示させられている。アプリはAndroid版のほかiOS版も用意されており、どちらとも通信できるそうだ。情報のやり取りにはBluetoothを使う。

Google Glass

 ちなみに、実験に利用したGoogle Glass。本来は日本では技適認証を通過していないため利用できないが、実証実験に向けて3台ぶんの免許を総務省中国総合通信局が特別に交付したとのこと。今回は国内で利用可能な数少ない端末を使うという、非常に貴重な実験だ。

Google Glass

↑山陰・山陽スマート観光プロジェクトの顧問を務める、総務省通信局長の齊藤一雅さんによるインスピレーション。「もうすこし装着感があれば」と言いながらも、目前に映る画面を操作していた。

 しかしながら、当日は天候に恵まれずあいにくの雨。このままでは機材が濡れてしまうので、雨が弱まるまで屋内での実証実験に。本来は、山陰・山陽スマート観光プロジェクト推進協議会会員のみが体験できる試験なのだが、その間は特別にGoogle Glassを装着させてもらった。

Google Glass

↑どさくさにまぎれつつ、テスト用の端末を装着してみるワタクシ。

 情報は、視線のやや上に表示されるため歩行の邪魔にならず、頭の動きなどに連動して情報が変化する。また、平和公園内に点在するスポットへのナビも表示可能なので、迷わずスポットへたどり着けそうだ。なにより、スマホはポケットの中などにいれたまま両手がふさがりがちな旅行時でも使いやすいのではないだろうか。

 雨が弱まったころを見計らって屋外での検証をスタート。原爆ドームのナビを表示させたり、実際に原爆の子の像まで移動したりしながら、Google Glassを操作。端末台数の関係上、取材陣は体験できなかったが、どういった画面が表示されるのかをペアリングしたAndroid端末で確認できた。

Google Glass

↑実証実験は雨の中で実施された。プロジェクト推進協議会会員参加者による体験だったが、スクリーンに映る画像はAndroid端末にも映し出され、どのようなナビゲーションがされているのかを確認できた。

Google Glass

↑目的のスポットを決めると、そこまでのナビゲーションがスクリーンに映し出される。

Google Glass

↑到着すると、スポット名が表示されるため、自分が何を見ているのかがわかる。

 歩行ナビゲーションとして使えるので、平和記念公園といったエリア内に複数の観光スポットがある場所でもくまなく回ることができる。今回は雨のため、存分に体験することはできなかったが、旅行ガイドとしての役割は現段階でも充分に果たせているようだ。

 次回の検証は、6月19日に実施予定。出雲大社・石見銀山において、スマート観光体験バスツアーによる、AR観光アプリを体験できるそうだ。

関連記事

あわせて読みたい

最新のニュース

アスキーストア人気ランキング

アクセスランキング

Like Ranking