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EVF内蔵でレンズも一新した『RX100M3』などソニーが新デジカメを発表

2014年05月16日 13時15分更新

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 ソニーがサイバーショット RXシリーズの新モデル『DSC-RX100M3』などデジカメ製品3機種を発表した。

 RX100M3は従来と同じく1型の撮像素子を搭載。高感度での低ノイズを実現しているだけでなく、『ZEISSバリオゾナーT*24-70mm F1.8-2.8』レンズを採用し、画角は広角寄りとなっている。

 また、αシリーズにも2機種が新しく追加された。4K動画撮影機能をもつ『α7S』と追従時高速連写が毎秒最大60枚の『α77II』だ。

■DSC-RX100M3
予想実売価格 9万5000円前後
5月30日発売予定

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↑正面からのデザインに変化はなく、右側面にはEVFを引き出すスイッチが用意されている。また、従来機と大きな変化がある上面部には、『RX100M2』にあったホットシューがなくなっている。
 

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↑右から順に『RX100M3』、『RX100M2』、『RX100』。通常時は上面以外の変化はほとんどない。2枚目はRX100M3のEVFを出した際のもので、RX100M2は別売のEVF(実売価格3万6500円前後)をホットシューに装着している。さらに、内蔵ストロボの位置がRX100M3では本体上面の中央に移動している。
 

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↑まず、側面のスイッチを操作してEVFを出し、次にEVFの液晶部を引っ張り出すことでEVFを利用できる。もちろんアイセンサーに対応し、顔を近づけると自動的にEVFの表示モードに切り替わる。
 

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 週アス編集長の宮野が実際に持ってみたところ、非常にコンパクトだがしっかり構えやすいサイズ感であることがわかった。

■おもなスペック
撮像素子 1型
有効画素数 2010万画素
ディスプレー 3インチ180度可動式(122.9万ドット)
ISO感度 最大12800
通信機能 WiFi、NFC


■α7S
予想実売価格 24万8500円前後(ボディーのみ)
6月20日発売予定

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 4K動画撮影機能が最大の特徴となるフルサイズミラーレス一眼。4K動画撮影時には別途4K動画録画ができるレコーダーが必要になる。また、動画撮影時のISO感度を最大409600まで設定でき、暗所での撮影も昼間のような明るい映像にできる。

■おもなスペック
撮像素子 フルサイズ
有効画素数 1220万画素
ISO感度 最大409600
動画フォーマット 4K(3840×2160ドット/30p/24p)、フルHD(1920×1080ドット/60p/60i/30p/24p)
通信機能 WiFi、NFC

■α77II
予想実売価格 14万5800円前後(ボディーのみ)、20万5200円前後(標準ズームレンズキット)
6月6日発売予定

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 79点もの測距点数を誇る新位相差AFセンサーを搭載。AF追従時毎秒最大60枚の高速連写を実現したデジ一眼。集光力を高め、ノイズ低減も備えた新型のCMOSを備えている。

■おもなスペック
撮像素子 APS-C
有効画素数 2430万画素
ISO感度 最大25600
測距点 79点(15点クロスタイプ)
通信機能 WiFi、NFC

■関連サイト
ソニー

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