2014年05月15日15時30分

auとドコモの夏モデルが魅力的に映らない3つの理由を地方ライターが分析

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 2014年のau夏モデルが発表され、ドコモも夏モデルを発表した上で考えるのですが、どうも今期の発表では購買意欲をそそられるスマホが私的に無いのです。ナゼでしょう。ガジェットマニアである筆者ですが、ひょっとしたら一般のユーザーも「現状所有する端末のまま変えなくていいか」と思った人も多いのではないでしょうか。そこで、その理由を自分なりに考察してみました。

●ラインアップが少ない

ドコモ夏モデルの発表
auとドコモの夏モデルが魅力的に映らない3つの理由

 夏モデルで一番最初に思ったのが、機種のラインアップ数が少なくなったこと。auが6機種。ドコモも6機種。一時期に比べるとスマホの発表される機種がグッと減った感があります。“厳選された”と言えばそれまでですが、ユーザー側から見れば選ぶ選択肢が狭くなりました。

 機種が減ったことに何の意味があるのでしょうか。Android端末が売れないから?いや、それ以上に2キャリアがiPhone重視の姿勢をとっているのでしょう。iPhoneは2社にすればドル箱のような主力製品。iPhoneの競合商品を増やさない、これは必然とも言えます。

 また市場が停滞しているのも影響しているようです。IT専門調査会社のIDC Japanの発表した「2014年 国内IT市場の主要10項目(Japan IT Market 2014 Top 10 Predictions)」では、スマホ自体の成長率は前年比8%増と成長率が鈍化。今後はさらに成長率が鈍化すると分析されています。

 このような現状を背景に、2キャリアはラインアップを絞ったと考えられます。

●海外メーカーの端末も減った

 auでは、富士通のARROWSシリーズが今期のラインアップから姿を消し、国内メーカー製スマホが更に寂しくなった現状だけが目につきます。しかし、その影で海外メーカー製スマホのリリースも減りました。auではHTC製端末が発表から外れ、追加というカタチになっています。ドコモではLG、HUAWAIのスマホが今回発表されませんでした。

ラインアップが淘汰されてきた
auとドコモの夏モデルが魅力的に映らない3つの理由

 一方、グローバルモデルを推すユーザーから期待されているGALAXY S5とXPERIA Z2(auはXperia ZL2)は両キャリアからのリリースとなっています。これは、日本のスマホ市場がiPhone、GALAXY、Xperiaの“3トップ”になったと言えるでしょう。

●国内でのXperiaの快進撃が続く

 Android端末だけをとってみれば、国内はGALAXYとXperiaの2ブランドの2強時代に突入したと言ってよいでしょう。ただし、昨今の嫌韓傾向でGALAXYシリーズが以前のモデルより敬遠されるという風潮を考えると、Xperiaシリーズの独走が加速したとも言えます。

Xperiaの独走が始まったのか?
auとドコモの夏モデルが魅力的に映らない3つの理由

 国内外でも定評のあるXperia Zシリーズの後継端末Xperia Z2シリーズは今期の台風の目になりそうです。

 ソニーのフラッグシップモデルXperia Z2とXperia ZL2は、Xperia Z1の5インチから5.2インチ(Xperia ZL2は5インチ)へ画面サイズを大型化、バッテリー容量も増えた一方で13gの軽量化を実現したモデルです。既に海外では販売されている地域もあり、前評判も上々。ドコモモデルではVoLTEに対応、auモデルではキャリアアグリゲーションとWiMAX2+にも対応しています。2070万画素のカメラを利用して4K動画撮影が可能など高機能な上に、端末のデザイン性も高く日本人の好きそうなスマホに仕上がっています。

 前モデル、前前モデルの人気から考えても今回、Xperia Z2、Xperia ZL2はキャリアも手放しに売れる主力端末、ユーザー側にも今期1番魅力的に思える端末と言って良いでしょう。私的にも「おすすめの端末は?」と聞かれればXperiaを推します。

●なぜ今回の発表が魅力的に映らなかったのか

 auのau Wallet、ドコモのvoLTEと今回の両キャリアの目玉は、料金やコンテンツなどのサービス重視でした。それだけに華やかさや派手さといった「インパクト」が薄かったのです。

 もしここで“新型iPhone”といった発表があれば印象は違ったと思います。ただ、それは現実的には無理だとして、例えば驚くべき発表“ドコモでHTC端末復活”や“auでOPPO製端末発表”、“TaizenやFire Fox OS搭載機が電撃発表”など、サプライズが欲しかったと個人的には思っています。

 ただし、これはあくまで私的な考察と願望です。ラインアップの感想も、各メディアの記事や前評判で考察した現状での話です。2014年夏の新機種に対しては、2キャリア12機種を実際に触って判断していただきたいと思います。

 ぜひ、キャリアのショップに足を運んで自分の目で確かめてみてください。

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