ネットで話題のサービスや事件、ツイートしている中の人を直撃する週アス好評連載『中の人特捜部』──5/13-20 GW合併号では、14年2月に急逝したゲームクリエーター・飯野賢治の遺作『KAKEXUN』を手がける、同じくゲームクリエーターの飯田和敏にインタビューしている。
↑若かりしころの飯野(左)と飯田(右)。
“アクアノート”と“D食”と暗算で融合!?
飯野賢治といえば、『Dの食卓』や『エネミー・ゼロ』、『リアルサウンド~風のリグレット~』など斬新なゲームを生み出し、一世を風靡したクリエーターだ。かたや、飯田和敏といえば、『アクアノートの休日』や『太陽のしっぽ』、『巨人のドシン』などを手がけた天才クリエーター。
同世代ゲームクリエーターの2人は、ライバルでもあったわけだが、実際、どんな関係にあったのだろうか。
今週の捜査対象
飯野賢治(左)──ワープ(現フロムイエロートゥオレンジ)を率いて、斬新なゲーム作品を世に送り出した。'09年にはWiiウェア『きみとぼくと立体。』をリリースし、遺作となる『KAKEXUN』も企画していたが、'13年2月に逝去。
飯田和敏(右)──『KAKEXUN』チーフディレクター。'11年には、空間情報科学をテーマとした日本科学未来館の常設展示『アナグラのうた──消えた博士と残された装置』の演出を担当。
『ゼビウス』にハマった同時代のクリエーター
飯田「飯野さんが『エネミー・ゼロ』をつくるなら、ぼくはそれよりもっとおもしろいゲームをつくってやろうと、確かに'95年以降はライバル心もありました。でも実は、ライバルというより、仲間という感覚のほうが強かったんです。お互い『ギャラガ』に熱中して、『ゼビウス』にノックアウトされた世代ですからね(笑)。ゲームに対する“思い”は同じでしたから」
そんな2人がはじめて会ったのは……
おっと、インタビューの続きは週刊アスキー 5/13-20 GW合併号でどうぞ! 飯野氏と飯田氏の深~い交友関係、暗算ゲームの行く末が宇宙の謎解き明かす奇想天外な飯野氏の遺作『KAKEXUN』開発秘話など、盛りだくさんですよ!
チケットを購入してKAKEXUNを応援
『KAKEXUN』の制作費はクラウドファンディングで調達。期日までに目標額が集まれば、実際に開発がスタートする。購入チケットにより、特設BBSや制作MTGへの参加権、飯野氏が着用していたヴェルサーチのスーツなど破格の特典を用意。
『KAKEXUN(カケズン)制作プロジェクト』(関連サイト)
↑KAKEXUNプロジェクトのファンド募集サイト。500円からチケットを購入でき、金額に応じて、さまざまな特典が得られる。
【イベントも開催中】
『飯野賢治とWarp展 - ONE.D.K』(関連サイト)
●開催期間 4月28日(月)~5月17日(土)
●会場 +SANOW LABs.(サノウラボプラス)
『KAKEXUN』のクラウドファンディング成立を祈念してイベントを開催。ワープからリリースされた作品が遊べたり、飯野賢治の愛用品や未公開企画書などが展示されるほか、あの飯田敏和が“ゲーム菩薩”と称して会場の一角に14日間籠城。ワープの作品をひたすらプレイするといった企画もある。
四則演算の先に宇宙が広がる『KAKEXUN』とは!?
●オンライン上で暗算を競い合う!
↑数式の虫食い部分を埋めるのが基本ルール。『KAKEXUN』ワールドをめぐり、世界中のユーザーと暗算バトルを繰り広げる。
●計算結果によって世界を創造
↑計算を繰り返し、そのスコアーをもとに大地が隆起したり、沈降したり、マップが変化。四則演算の結果が世界の姿を決める。
●『KAKEXUN』ワールドが宇宙の進化に迫る!?
↑世界の変化はマップだけにとどまらず、生命体の出現や進化も盛り込まれる予定。『KAKEXUN』ワールドは、宇宙さながらに想像もつかない変化と進化を遂げていくのだ。
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