先日発見されたWindows標準搭載のブラウザー“Internet Explorer”(以下、IE)の脆弱性を対処するため、マイクロソフトはセキュリティ更新プログラム(KB2964358)を公開しました。
IEのバージョンが6.0、7、8、9、10、11で、OSは最新のWindows8.1 updateから先日サポートの終了したWindowsXPまでのユーザーが対象。IEの自動更新機能を有効にしている場合、アップデートは自動で実行されますが、無効の場合はWindows Update経由で実行する必要があります。
アップデートの適用を確認するには、IEのバージョン情報画面の“更新バージョン”が今回の更新プログラムと同様の“KB2964358”になっているかチェックしましょう。
アプデ前 |
アプデ後 |
今回発見された脆弱性は、多くのユーザーが利用するIEのほぼすべてのバージョンに影響があるもので、情報処理推進機構(IPA)もIEの利用を一時的にやめるよう呼びかけていました。
SNS上などでも各会社での対応などの書き込みが相次ぎましたが、より多くのユーザーの方は、このアップデートを確認・実行して、より安全にインターネットを利用するようにしましょう。
●関連サイト
・マイクロソフト 該当サポート記事(英文)
・IPA 情報セキュリティ該当記事
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