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カレンダーのイベント時間を30分刻みに変更! ターミナルコマンド|Mac

2014年04月26日 21時00分更新

 本連載では、Macの「ターミナル」アプリにdefaultsコマンドを入力して、OS Xの隠し設定を引き出す方法をご紹介しています(関連記事はこちら)。

 OS Xの「カレンダー」で新規作成したイベントは、初期値では60分です。しかし、予定は必ずしも1時間とは限らないので、忙しい人は短く調整することになります。それなら初期値を変えてしまいましょう。

terminal_calender

 以下のとおりターミナルでdefaultsコマンドを実行すると、イベント時間の初期値が30分に変更されます。

defaults write com.apple.iCal 'Default duration in minutes for new event' -int 30  [enter]

terminal_calender

 変わるのは初期値だけで、作成したイベントをドラッグして時間を調整するなどの機能は同じです。なお、「-int 30」の数字部分を「15」にすれば15分に、「90」にすれば90分にできます。

terminal_calender

 続いて、元に戻します。

defaults delete com.apple.iCal 'Default duration in minutes for new event'  [enter]

terminal_calender

 1時間未満の予定を立てることが多い方は、ぜひ試してみてください。

 ほかにも、「OS X Mavericks対応 defaultsコマンド活用術 I」では、OS Xの隠し設定を引き出すための必須コマンドを紹介しています。AmazonでKindle版が好評発売中です(外部サイト)。


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