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[速報]電王戦最終局は130手まででponanzaの勝利!! プロ側は1勝しかできず

2014年04月12日 22時20分更新

文● いーじま ●撮影 篠原孝志(パシャ)

コンピューター側の4勝で締めくくる

将棋電王戦第五局

 将棋電王戦の最終局は、聖地・将棋会館にて行なわれていた屋敷九段vs.ponanzaの戦いは、130手まででponanzaの勝利に終わった。午前中は、屋敷九段の+300ぐらいつけていたこともあったが、その後は、屋敷九段の-300程度で推移。これまでの展開と違い、ponanzaの方が持ち時間を存分に使う展開で、終盤まで屋敷九段は1時間以上残していた。

 しかし、現地検討室の人たちもなかなか読めない展開に、徐々に屋敷九段の評価値が悪くなっていき、詰むか詰まざるかと粘っていたのだが、最後力尽きた。終局時間は21:45。

将棋電王戦第五局

↑負けてしまった屋敷九段は、終局直後のインタビューでは笑顔もみせながら振り返っていた。

将棋電王戦第五局

↑ponanza開発者の山本氏と下山氏。終局後の姿。

 この対局の詳細レポートは、後日アップいたします。お楽しみに。

※追記MVPが決定

 記者会見終了後、視聴者のアンケートによりMVPが決まった。MVPを獲得した方には、日産エルグランドが贈られる。

 まず将棋ソフトの第1位は、4割ほどの票を獲得した習甦に決定。
 そしてプロ棋士の第1位は、7割ほどの票を獲得した豊島七段に決定。

 最終的に、ソフトとプロ棋士のどちらかを決める決戦の結果、

 MVPに輝いたのは、5割5分の票を得て習甦に決まった。

●関連サイト
『GALLERIA 電王戦』モデル
日本将棋連盟
第3回将棋電王戦のページ
将棋電王トーナメント

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