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AMD Athlon 5350で4万円台自作の夢を見る

2014年04月09日 21時20分更新

Athlon 5350ベンチマーク

 今回検証で使ったのはAthlon 5350 APU(6700円前後)とAM1プラットフォームに対応したギガバイト製マザーボード『GA-AM1M-S2H』(5200円前後)。メモリーはPC12800 DDR3メモリー(4GB)×1で、ストレージは256GB SSDを使った。OSはWindow8.1(64bit)。

 結論から言えば、FF14ベンチマークではノートPC(標準品質)、1280×720ドットで2200~2300スコアー程度だった。フルHDでデスクトップ(標準品質)だと1200スコアー台まで下がり、Intel HD Graphics4600の約半分ぐらいとなかなかに厳しい。画質を下げてライトな3Dゲームを遊ぶという使い方も厳しいかもしれない。もちろん、Athlonの対抗はBay Trail-D世代のPentiumと考えれば、性能としては悪くないのだろうが……。

 しかしながら、注目は価格だ。CPUとマザーで約1万1000円前後というのは非常に魅力的。メモリーとストレージ、OSで3万円、電源付きPCケースで1万円と見積もっても約5万円台前半で自作できそうだ。特価品を狙えば、4万円台もいけるだろう。ウェブブラウジングなどの作業でもたつくことはなく、USB3.0やSATA3も普通に使えるので、それなりの性能を備えるマシンを作るという目的ならアリだと思う。

Athlon 5350ベンチマーク
Athlon 5350ベンチマーク
Athlon 5350ベンチマーク
Athlon 5350ベンチマーク

 CPUの裏面はAシリーズ同様ピンが並び、ソケットにはそれに対応する穴が複数空いている。レバーで固定するところも一緒。

Athlon 5350ベンチマーク

 しかし、CPUクーラーは対角線上に2点留めで、プッシュピン方式となる。

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