新生活がはじまり、新しい環境でOfficeが必要になった人も多いのではないでしょうか?プレゼンに使えるPowerPointが含まれる『Office Home and Business 2013』なら、あらかじめPCにインストールされている8インチのWindowsタブレットが5~6万円でお買い得です。しかし、すでにPCを持っていて、複数台運用している人にはOffice 365も一興。
Office 365はクラウド型のマイクロソフトのサービスで、さまざまなプランがあります。Word、Excel、PowerPointはもちろん、Outlook、OneNote、Lync、Access、Infopath、Publisherといったソフトを5台のPCにダウンロード&インストールできる『Office 365 ProPlus』を含む、プランを選べばパッケージ版の『Office Home and Business 2013』(3万円前後、インストール2台まで)よりも高コスパで運用できます。
公式サイト(関連サイト)にアクセスすると、“経営規模に合わせて選べるOffice 365”とありますが、実際には個人でも購入できます。でも、購入の仕方がいまいちわかりづらかったので、ライター加藤勝明さんに懇願し、購入してもらいました。勝明さんが悩みに悩んだ末選んだプランは“Small Business Premium”。曰く、5台のマシンで3年使えば1台あたり8000円と、パッケージ版の約半額で運用でき、さらにOneDriveも25GB使えるとか。では、その購入レポートをご覧ください。
まずは公式サイトのご購入方法をクリック。
プラン名“P2”の下、1万2360円の直下にある“購入”へ進む。
まずはOffice 365の管理アカウントを作る。会社には属していないのでフリーランスと記入した。このとき作るメールアドレスは非常に重要なので忘れないこと。
アカウントを作ったあとはクレジットカード情報の入力などを済ませ、費用を決済すればひと段落。ちなみにこのときはまだ3月だったので税率は5%だった。いまは8%ぶんの税になっているはず。
決済終了後にOffice 365の管理画面に移動したら、真っ先に“ライセンス”をクリックしよう。
左にある自分の名前にチェックを入れ、右側中段にあるエンピツのアイコンをクリックする。
“ライセンスの割り当て”で使いたいサービスすべてにチェックを入れて、“保存”する。
管理画面へのURLがメールで送られてくるので、インストールしたいPCでアクセス。管理画面の“インストール”から指示通りに作業する。
ちなみにインストール中はこんな画面。
導入完了。その時点での最新バージョンのオフィスがインストールされる。とりあえず、家のデスクトップPC2台とMacBookにインストール。MacはBoot Campしていたが、Mac OS用とWindows用は1台ずつでカウントされた。8インチタブレットVenue8 Proも持っているが、Office Personal 2013版だったので、PowerPointのみ新規インストール。合計5台にきちんとインストールできた。
パッケージ版の『Office Home and Business 2013』は約3万円で2台のPCにインストールできる。つまり、1台あたり1万5000円かかっている。しかし、今回導入したOffice 365のプランの場合、年間約1万3350円で運用でき、Officeは3年周期で新しくなっているので仮に3年使った場合、合計金額は約4万円。それを5台で割れば、1台あたり約8000円でパッケージ版の半額に近い価格となり、大変お買い得である。私に購入をすすめたイッペイ氏にもぜひ買ってもらいたい。
と、このように加藤さんは満足したようです。僕もPCをたくさん運用しているのでぜひ契約したいところですが、自作マシンとMacBook Air(やはりBoot Camp済み)以外はすでにプリインストール済みのPCばかり。仮に自作マシンとMacBook Airの3台ぶんにインストールして3年運用した場合、1台あたり1万3400円ぐらいなので、パッケージ版より安いのですが、またの機会にします。すべてのPCを仕事で使うわけじゃないので。ごめんなさい、加藤さん。
アスキームック『Android、iOSとも完全連携! Office2013をタブレットで使いこなす本』では、Office365導入方法のほか、激安なプリインストールタブレットの紹介もしております。ご興味ある方は、ぜひご覧ください。
■関連サイト
Office 365
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