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Macのスクリーンショットの保存形式を変更! ターミナルコマンド|Mac

2014年03月26日 21時00分更新

 本連載では、Macの「ターミナル」アプリにdefaultsコマンドを入力して、OS Xの隠し設定を引き出す方法をご紹介しています(関連記事はこちら)。

 デスクトップやウィンドウの状態を画像として保存する「スクリーンショット」。「コマンド」+「shift」+「3」キーで全画面、「コマンド」+「shift」+「4」キーでウィンドウ単位で撮影できます。

 アプリの機能を説明するときの材料として、ワープロ文書やウェブコンテンツに欠かせません。メモ代わりにウェブサイトのスクリーンショットを撮る、といった使い方もできますね。

 OS Xでは、スクリーンショットの画像形式はPNGと決められています。

terminal_screenshot

 しかし、ターミナルで以下のとおりにdefaultsコマンドを実行すれば、それ以降のスクリーンショットの画像形式はJPEGに変更できます。

defaults write com.apple.screencapture type -string jpg  [enter]

terminal_screenshot
terminal_screenshot

 同様の方法で、PDF(-string pdf)やBMP(-string bmp)も指定可能です。変更されたかどうかは、Finderの情報ウィンドウで確認できます。画像編集アプリの関係でPNGは扱いにくい、どうせならJPEGかPDFで……。という用途で便利に使えますよ。

 続いて、元の形式に戻します。

defaults delete com.apple.screencapture type  [enter]

terminal_screenshot

 これで、スクリーンショットがもっと便利に活用できるようになりますよ!

 ほかにも、「OS X Mavericks対応 defaultsコマンド活用術 I」では、OS Xの隠し設定を引き出すための必須コマンドを紹介しています。AmazonでKindle版が好評発売中です(外部サイト)。

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