週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

iOS & OS Xの「あとで読む」機能「リーディングリスト」がメチャ便利|Mac

2014年03月25日 21時00分更新

オフラインでも読める「あとで読む」機能

 「この記事、あとで読みたい」という時、皆さんどうしてますか? 『Pocket』などのクラウドサービスを使ってます? それともとりあえずブックマーク? 目的が達成できればどんな方法でもいいと言えばいいのですが、MacやiOSデバイスのユーザーなら、イチ押しは「リーディングリスト」機能です。

140325_moro_readinglist

 リーディングリストとは何か。ずばり、Apple純正の「あとで読む」機能です。iCloudを利用することで、複数のMacやiOSデバイス間で内容を同期できる点が秀逸です。というわけで、まずはMacの「システム環境設定」→「iCloud」パネルで「Safari」をオンにしておきましょう。

140325_moro_readinglist

 同様に、iOSデバイス側でも「設定」→「iCloud」で「Safari」を有効にします。Mac、iOSデバイスともに、iCloudには同じApple IDでサインインするのが前提です。これでスタンバイOK。
 

リーディングリストに登録する

140325_moro_readinglist

 では実践です。例えば、朝の出勤前にMacのSafariでウェブブラウジングをしていて気になる記事を見つけた。でも長文なので通勤電車の中でじっくり読みたい、という場合。

 そのページを表示した状態で、アドレスバーの左端にある「+」ボタンをクリックしましょう。または、「command」+「shift」+「D」キーのショートカットでもOKです。これでそのページがリーディングリストに登録されます。

140325_moro_readinglist

 続いて、iOSデバイスのSafariで画面下部(の右から2番目)にあるブックマークボタンをタップし、上部中央のメガネのアイコンをタップします。これがリーディングリストの一覧で、先ほどMacで登録したページが登録されているはずです。

 記事名をタップすれば内容が表示されるので、じっくり読むことができます。この機能の素晴らしいところは、オフラインでも読める点。登録時にページをデータごと保存するので、いったんiCloud経由で同期さえすれば、その後はすべての通信機能がオフになる「機内モード」状態でも読めるんです。

140325_moro_readinglist

 もちろん、逆方向もOK。iOSデバイスのSafariでページを保存するには、「共有」ボタンをタップして「リーディングリストに追加」をタップします。これで、あとからMacでもiOSデバイスでもそのページを閲覧できるようになります。
 

読み終わったら削除する

140325_moro_readinglist

 ページを読み終えて、記事が不要になったら削除できます。Macの場合は、サイドバーでリーディングリストを表示して、記事名の右側にカーソルを近づけると「×」ボタンが表示されるので、これをクリックしましょう。

140325_moro_readinglist_06

 iOSデバイスの場合は、リーディングリストの記事名を左方向にスワイプすると「削除」ボタンが表示されるので、これをタップすれば削除完了です。

 「リーディングリスト」って、機能名はいまひとつピンときませんが、実はものすごく使える便利機能なんです。ウェブブラウジングの機会が多い人は、ぜひ活用してください。


 * * *
 

 さて、好評発売中のMacPeople 4月号では、Macintosh30周年特集第2弾として、Macintosh PortableやPowerBookなど、歴代ノート型Macをたっぷり紹介しています。第2特集では、MacやiOSデバイスで採用されているプロセッサーやメモリー、Thunderboltインターフェース、SDといった各種ハードウェアの最新テクノロジーを20ページにわたって解説。そのほかにも、Googleサービス使いこなし術、MacやiPhone/iOSのトラブル解決技など、じっくりと楽しめる特集をラインアップしています。

4月号はPortableと両Airが目印
MacPeople 4月号(2月28日発売)
Amazonで購入は表紙をクリック

 また、1号前の3月号では、Macintosh 30周年記念の第1弾として、初代Macintoshから始まる各種デスクトップ型Macの歴史を紐解いていきます。もちろん、68K MacだけでなくPowerPC搭載のiMacやPower Mac、インテルCPU搭載マシンを含む一体型、デスクトップ型すべてです。そして第2特集では、最新のMac Proを詳しく紹介。この2つの特集記事だけで80ページ以上もありますよ! 4月号と併せて、保存版として持っておきたい1冊です。

3月号は初代Macと最新Mac Proが目印
MacPeople_2014_03
Amazonで購入は表紙をクリック

MacPeopleはNewsstandでも配信中
1ヵ月の定期購読なら最新号が600円!

Newsstand 電子雑誌をダウンロード

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう