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Macの「スマートフォルダ」は見つからないファイルの検索に便利だった|Mac

2014年03月21日 11時30分更新

 Windowsユーザーだった女子編集者が、実際にMacを使うなかで出合ったトラブルを解決する本連載。Finderのメニューにある「スマートフォルダ」は、複数の条件を設定して合致するファイルを探し出してくれる機能。あまり必要性を感じず使っていませんでした。Mac歴の長いユーザーでも、使う人と使わない人がきっぱり分かれるみたいです(ネット調べ)。

 「メール」アプリにも似た機能があるのでだいたい予想はついていましたが、あらためて見てみると、かなり複雑な条件で検索できてすごかった!「スマートフォルダ」という名称のために、「ある条件に合致するファイルを収集するフォルダー」といった使い方しか頭になかった私。ですが、実際の作業ではあまりそういう状況は多くないように思います。そうではなく、探したいファイルがあるときに使うととても便利だと感じました。

 さっそく作成してみましょう。

スマートフォルダ

 まず開くとこのように真っ白。右上の「+」ボタンを押して条件を追加してきます。

スマートフォルダ

 最初にクリックすると、とりあえず「種類」が「任意」と言う状態で追加されます。それぞれプルダウンメニューから項目を変更できます。

スマートフォルダ
スマートフォルダ

 日時に関係する項目を選ぶと、このように期間を選択可能。

スマートフォルダ

 期間の区切り方が、これだけ豊富に用意されているとは恐れ入りました。

スマートフォルダ

 プルダウンメニューにない項目は、「その他」から見つけてメニューに追加できます。

スマートフォルダ

 さっそく設定をし始めて、ひとつ気がつきました。「ある条件に一致する」ものは指定できるもものの、「ある条件に一致しないもの」を設定する方法がパッと見つからなかったのです。

 私は写真の選別にラベルを使うことがあり、赤はイマイチ/青はオススメといった具合に分けています。このままでは、赤だけ除いてその他は表示したいといったことができません。

スマートフォルダ

 解決方法はこの通り。条件分岐を指定するには、optionを押しながら「+」ボタンをクリックします。

スマートフォルダ

 すると、「いずれかを満たす」「すべてを満たす」「いずれも満たさない」が選べるようになりました。

スマートフォルダ

 絞り込まれたファイルはこのように表示され、右クリックすれば元のフォルダーで開けるのがナイス。誤操作で変な場所に置いてしまったり、階層が深くて見つからなくなってしまったファイルを捜索するとき、この機能が役に立つこと間違いなしです!

スマートフォルダ

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