2014年03月14日18時00分

祝 Macintosh 30周年!! ホワイトボディーの名作、iBook G3/G4|Mac

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 こんばんは、MacPeopleの吉田でございます。1984年1月24日に初代Macintoshが誕生して2014年で30周年。MacPeople編集部では短期集中連載として、初代Macから最新のMac Proまでに盛り込まれたテクノロジーについてひも解いていきます。今回からはこれまで取り上げてこなかったノート型マシンを紹介します。

 ノート型マシンとして14回目に紹介するのは、ホワイトボディーのiBookです。このデザインはかなり人気が高かったようで、色みなどは変化するものの、最後のiBookまで継承されました。現在のMacの販売比率はノートマシンが7割超といわれていますが、その比率を押し上げたのは間違いなくこのiBookシリーズです。

 当時は、発熱量や消費電力量の多さが原因でPowerPC G5をノートマシンに搭載することができず、iBookとPowerBookのCPU性能はかなり近づいていました。もちろん、少しだけPowerBookのほうが高性能でしたが、一般的な用途ではその差はほとんど見られず、画面サイズやデザインでかろうじて差別化できていたと言えます。

iBook(ホワイト)シリーズ
(Dual USB/Late 2001/14.1 LCD /16VRAM/14.1LCD 16VRAM/Opaque 16VRAM/32 VRAM/14.1 LCD 32VRAM/800 MHz 32VRAM/900 MHz 32VRAM/14.1 LCD 900 MHz 32VRAM/G4 /G4(Early 2004)/G4(Late 2004)/G4(Mid 2005))

 同じ「iBook」という名前を与えられながら、2001年5月に登場した新モデルは、それまでのツートンカラーのクラムシェルとはまったく異なるコンセプトでデザインされていた。USBポートを2基備えたことから「Dual USB」と呼ばれた。

iBook G3/G4
iBook G3(Dual USB)は、クラムシェル型の従来機からデザインが劇的に変わり、本体色は半透明のホワイト一色となった

14インチモデルも登場

 iBook G3 DualUSBの内蔵液晶モニターは、サイズはクラムシェルと同じ12.1インチだったが、解像度は1024×768ドット、つまりXGAサイズに拡張されていた。実際のところ、クラムシェルのiBookとの最も大きな機能的、あるいは使い勝手の違いは、このモニター解像度だったと言ってもいい。Dual USBは、2001年10月にCPUのクロック周波数が600MHzになり、システムバスのクロック周波数も66MHzから100MHzに高速化したバージョンを追加するというマイナーなアップデートがあった。

 その3カ月後の2002年1月には、さらに14.1インチの液晶モニターを搭載したモデルも加わった。この14インチモデルは、大きな液晶パネルに合わせて厚みはそのままで、ボディーの幅と奥行きを大きくしていたが、モニターの解像度は1024×768ドットのままだった。同じ内容が単に大きく表示されるだけだったが、ユーザーからは「見やすい」という評価があり、それなりのニーズはつかんでいた。

 14インチモデルの投入後も、Dual USBのマイナーなアップデートは続き、最終的には900MHzまで引き上げられた。もちろん、GPUも少しずつ進化し、2002年5月のモデルでは「ATIRadeon」に、次の2002年11月には「ATIRadeon7500」になった。

iBook G3/G4
左が14インチ、右が12インチのiBook。液晶モニターのサイズが異なるだけで、表示解像度やCPUスペックなどは共通だった

PowerPC G4搭載モデルも投入

 PowerPC G3のまま2003年4月のモデルで不透明な白に外装を変更したが、次の2003年10月のモデルでは、ついにPowerPC G4を搭載した。これ以降、このモデルはiBook G4と呼ばれるようになった。iBook G4の初代モデルでは、クロック周波数は、800/933MHz、1GHzの3種類を用意した。システムバスクロックも133MHzとなった。同時にGPUもAGP4xバスで接続される「ATI Radeon 9200」にアップグレードしている。

 iBookの小刻みなアップデートはこの後もさらに続く。2004年4月のモデル(Early 2004)では、CPUのクロック周波数は1.07/1.2GHz(14インチのみ)の2種類となり、DVD-Rにも書き込み可能なスーパードライブを搭載するモデルも投入された。さらに2004年10月のモデル(Late 2004)では、CPUのクロック周波数は1.2/1.33GHzとなる。このモデルから、それまでオプション扱いだった無線LAN通信を実現するAirMacカードを標準装備するようになった。そしてiBook G4の最終モデルとなる2005年7月に発売されたモデル(Mid 2005)では、CPUのクロック周波数は1.33/1.42GHzとなった。GPUも、32MBのビデオメモリーを装備した「ATI Radeon 9550」に置き換わっている。このモデルでは、AirMacカードに加えて、それまでオプションだったBluetooth 2.0+EDRも標準装備した。

iBook G3/G4
左側が半透明ホワイトのiBook(Dual USB)、右側が不透明ホワイトの後期iBook。液晶のフチやパームレストの色が変わっているのがわかる
iBook G3/G4
iBook G4は、USB×2基、FireWire 400×1基と拡張性は十分だった
iBook G3/G4
液晶モニターを閉じる際は、従来のラッチレスではなく、金具で固定する方式に変更された

 *       *       *       *

 さて、好評発売中のMacPeople 4月号では、Macintosh30周年特集第2弾として、Macintosh PortableやPowerBookなど歴代ノート型Macをたっぷり紹介しています。そのほか、2014年知っておきたい最新テクノロジー解説、Googleサービス使いこなし術、MacやiPhone/iOSのトラブル解決技など、じっくり楽しんでいただけること間違いなしです。

4月号はPortableと両Airが目印
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 また、MacPeople 3月号では、Macintosh 30周年を記念した特集記事を組んでいます。初代Macintoshのさまざな写真はもちろん、SE、SE/30、Color ClassicなどのコンパクトMac、Macintosh IIやIIci、IIsi、IIfx、LC475などのセパレート型Macの驚愕のテクノロジーをひも解いていきます。もちろん、68K MacだけでなくPowerPC搭載のiMacやPower Mac、インテルCPU搭載マシンを含む一体型、デスクトップ型すべてです。そして第2特集では、最新のMac Proを詳しく紹介。この2つの特集記事だけで80ページ以上ありますよ!

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