2014年03月10日18時00分

祝 Macintosh 30周年!!名機Lombard/Pismoを輩出PowerBook G3|Mac

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 こんばんは、MacPeopleの吉田でございます。1984年1月24日に初代Macintoshが誕生して2014年で30周年。MacPeople編集部では短期集中連載として、初代Macから最新のMac Proまでに盛り込まれたテクノロジーについてひも解いていきます。今回からはこれまで取り上げてこなかったノート型マシンを紹介します。

 ノート型マシンとして11回目に紹介するのは、PowerBook G3シリーズです。ご存じの方も多いかと思いますが、PowerBookの名作中の名作ですね。Appleのノートマシンは、PowerBook G3からWindowsノートとは一線を画すデザインとなり、独自の進化を遂げたといえます。

 Appleのサポートサイトでは、KangaをPowerBook G3、Wallstreet/PDQをPowerBook G3 Series、LombardをPowerBook G3(Bronze Keyboard)、Pismo をPowerBook G3(FireWire)——と4つに区別しています。しかしMacユーザーの間では、Kanga/Wallstreet/PDQ/Lombard/Pismoなどの開発コードネームで呼ばれていましたね。

 また、PowerBook G3にはマニアとして注目すべき変化が見られたマシンでもあります。写真を見るとよくわかりますが、1999年に発売されたPismo(Bronze Keyboard)からは、ボディーに刻印される製品名がPowerBookのみとなっているのです。PQDまでのすべてのマシンは、Macintosh PowerBookでしたね。ちなみにデスクトップマシンのほうも、1999年に発売されたG4マシンから、名称がPower MacintoshからPower Macに変わっています。

Macintosh PowerBook G3シリーズ
(Kanga/Wallstreet/PDQ/Lombard/Pismo)

 PowerBook G3は、次の世代のG4が登場するまで3年以上にわたって、次々に新モデルが投入され続けたPowerBookを代表するシリーズだ。PowerBookといえばハイエンドノートという図式を築いたシリーズとなった。

5世代におよぶPowerBook G3の歴史

 PowerBook G3シリーズが採用したPowerPCは、主にアップルが使う通称では「G3」だが、CPUチップの型番でいえば740/750となる。そのうちどちらを採用しているかは、マシンの発売時期と複数に分けられたグレードによって異なる。AppleはPowerBook G3を4シリーズで区別しているが、仕様や発売時期を考えると5つの世代に細分化できる。

 具体的には、開発コード名に由来すると思われるニックネームで識別可能なのだ。1997年11月に発売された初代PowerBook G3は、前モデルのPowerBook 3400cと同じデザインのボディーを採用し、CPUをPowerPC G3にアップグレードした過渡的なマシンで、コードネームは「Kanga」だった。このモデルの寿命は非常に短く、4カ月後には第2世代にバトンを渡すことになる。第2世代となるのは、新たにデザインされた特徴的なボディーを備える「Wallstreet」で1998年3月に発売された。

 PowerBook G3といえば、誰もがまずこのデザインを思い浮かべるという印象的なモデルで、その後のモデルで細部は変化したものの、基本的なデザインは第5世代まで継承されることになる。第3世代は、Wallstreetのアップグレード版で、わずか5カ月後の1998年8月に発売された。コードネームは「WallstreetII」または「PDQ」とされた。PDQとは「Pretty Damn Quick」の略と言われていて、「非常に速い」あるいは「直ちに」といった意味がある。

 第4世代の「Lombard」は、しばらく間を置いて1999年5月に登場した。同じ印象のデザインながら、このモデルからかなり薄く、そして軽くなった。Wallstreetの厚みは約51mm、重量は3.5kgあったのに対し、Lombardは約43mm、2.8kgになり、可搬性は大幅に向上した。第5世代となる「Pismo」は、ボディーのデザインも大きさも重さもLombardとほぼ同じだが、PowerBookとして初めてFireWireを搭載したことで知られるモデル。2000年2月に発売された。このモデルは、2001年1月に登場するPowerBook G4まで1年弱の販売期間だった。

PowerBook G3
PowerBook 3400のボディーを引き継ぎ、CPUだけG3になったKanga
PowerBook G3
PowerPC G3時代のPowerBookの基礎を作ったWallstreet
PowerBook G3
モニターの仕様を統一した、Wallstreetの改良版にあたるPDQ
PowerBook G3
薄さを誇ったLombard。キーボードがブラウンの半透明になっていることからBronze Keyboardとも呼ばれる
PowerBook G3
FireWireポートの搭載など内部/拡張インターフェースを強化したPismo

 *       *       *       *

 さて、好評発売中のMacPeople 4月号では、Macintosh30周年特集第2弾として、Macintosh PortableやPowerBookなど歴代ノート型Macをたっぷり紹介しています。そのほか、2014年知っておきたい最新テクノロジー解説、Googleサービス使いこなし術、MacやiPhone/iOSのトラブル解決技など、じっくり楽しんでいただけること間違いなしです。

4月号はPortableと両Airが目印
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 また、MacPeople 3月号では、Macintosh 30周年を記念した特集記事を組んでいます。初代Macintoshのさまざな写真はもちろん、SE、SE/30、Color ClassicなどのコンパクトMac、Macintosh IIやIIci、IIsi、IIfx、LC475などのセパレート型Macの驚愕のテクノロジーをひも解いていきます。もちろん、68K MacだけでなくPowerPC搭載のiMacやPower Mac、インテルCPU搭載マシンを含む一体型、デスクトップ型すべてです。そして第2特集では、最新のMac Proを詳しく紹介。この2つの特集記事だけで80ページ以上ありますよ!

3月号は初代Macと最新Mac Proが目印
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