富士通と富士通研究所が、“ツルツル”、“ザラザラ”といった触感が得られるタッチパネルを搭載するタブレットの試作機を発表しました。従来のタッチパネルでも、振動などにより擬似的に感触を生む技術はありましたが、超音波振動により指とパネルの“摩擦力”を変化させるという仕組みで世界初とのこと。
MWCに試作機を展示し、以下のようなデモを行ない、実際に触感が試せるようです。
琴:日本の伝統的な弦楽器である琴に触れた際に、実際に弦を弾いているかのような感触を得ることができます。
DJ:CD表面のツルツルとした感触をはじめ、実際にレコード盤を動かしてリミックスをさせているような感覚や、音量など操作バーの凸感等を得ることができます。
金庫:金庫のダイヤル錠を回す感覚が実感でき、さらにロック解除を音と触感でも確認できます。
ワニ:ワニの画像を触ると、触った部位にあわせた異なる触感を感じることができます。
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