2014年02月17日18時00分

祝 Macintosh 30周年!! ハイエンドの領域に到達したインテルiMac|Mac

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 みなさん、こんばんは。MacPeople元・編集長の吉田でございます。1984年1月24日に初代Macintoshが誕生して2014年で30周年。MacPeople編集部では短期集中連載として、初代Macから最新のMac Proまでに盛り込まれたテクノロジーについてひも解いていきます。

 22回目に紹介するのは、インテルiMac。すでに登場から8年を経過しており、インテルiMacとしてひと括りにするのは少し乱暴かもしれません。デザインとしてが4つの大きな変更があり、基本デザインは変わらないものの、素材や搭載部品の変更などでより薄くなってきています。

 Power Macの後継であるMac Proが、最新のLate 2013モデルまで足踏みしていたこともあり、iMacは業務ユーザーにも広く受けられるようになりました。特にデザインの現場では、高価なMac Proを4〜5年使うより、安価なiMacを2〜3年でリプレースするというほうが効率的だったりします。

インテルiMac

 米インテル社のCPUの進化に合わせて、ボディーの素材やインターフェースなど、iMacの設計は徐々に変更されてきた。ただし、液晶モニターと本体を合体させ、L字型のスタンドで支えるという基本的なスタイルはいまだに引き継がれている。

Intel iMac
現行モデルのiMac。21.5インチモデルは2.5インチの、27インチモデルは3.5インチのハードディスクを背面中央部に搭載している

4段階に進化したインテルiMacのデザイン

 すでに約8年にもなるインテルiMacの歴史を見渡してみると、大別して4段階のデザインの進化を確認できる。最初の段階は、PowerPC時代から引き継ぐポリカーボネート製の白いボディーの時代だ。2006年に発売されたCore Duoを搭載した最初のモデルから、2007年発売のCore 2 Duoを搭載したモデルまで続く。

 初代のインテルiMacには17/20インチのモニターを内蔵した2タイプがあり、2006年モデルでは24インチもラインアップに加わった。第2段階では、ボディーがポリカーボネートからアルミニウムに変更された。ただし、これは後のユニボディーとは製造工程が違うもので、構造的にもポリカーボネートをそのままアルミニウムに置き換えたようなものだった。

 アルミニウムボディーは2007年、2008年、2009年の初頭に発売された3つの世代にわたる。このころになると17インチは廃止され、モニターサイズは20 / 24インチの2種類になった。また、24インチのみ液晶パネルがIPS仕様となる。これにより、どの角度から見ても色調の変化の少ない高品質の表示を実現し、iMacの用途は一段と広がることになった。

Intel iMac
第1世代のインテルiMacの側面
Intel iMac
第2世代のインテルiMacの側面。アルミボディーを採用するが、背面は黒い樹脂性だった
Intel iMac
第3世代のインテルiMacの側面。すべてがアルミ素材となり、側面には光学式ドライブとSDカードのスロットを備えていた
Intel iMac
第4世代のiMacの側面。光学式ドライブをなくし、SDカードスロットを背面に移動させたため、先端4mm程度のデザインが可能になった

ユニボディーを採用した最新iMac

 インテルiMacのデザインの第3段階では、アルミニウムを削り出して製造するユニボディーをいよいよ採用した。それと同時にモニターサイズのラインアップも一新され、21.5/27インチの2種類になった。前者の解像度は1920×1080ドット、後者は2560×1440ドットで、いずれも縦横比は16:9に変更された。また液晶パネルのタイプは、どちらもLEDバックライトを採用したIPSとなった。これにより、iMacならどのサイズを選んでも、高品質の表示が約束される、という安心感が得られた。

 この段階のモデルは、2009年終盤、2010年、2011年と3つの世代にまたがっている。現行のiMacが属する第4段階は、アルミ製のユニボディーをさらに薄く進化させたデザインとなった。モニター周辺部の本体の厚みは数mmしかなく、モニター単体の製品よりもはるかに薄い。その薄さを実現した大きな要因のひとつは、ついに光学式ドライブを廃止したことだ。

 思い返してみれば、最初にフロッピードライブを廃止したのも1998年発売の初代iMacだった。14年後に同じくiMacで光学式ドライブまで廃止されたのは感慨深い。モニターサイズのラインアップは第3段階から変化はなく、同じくLEDバックライトのIPS液晶パネルを採用する21.5/27インチの2種類。ただし、第4段階のインテルiMacが採用する液晶パネルは、通常は前面に配置するカバーガラスを省いている。より正確に言えば、カバーガラスと液晶パネルを一体化し、カバーガラスの裏面を液晶パネルとして成形している。これにより、モニター部分をさらに薄くすることができた。

Intel iMac
第1世代のインテルiMacの背面。iMac G5から引き継いだボディーだ
Intel iMac
第2世代のインテルiMacの背面。黒い樹脂性のボディーで覆われている
Intel iMac
第3世代のインテルiMacの背面。背面もアルミボディーになった。上部に排気用のスリットを備える
Intel iMac
第4世代のインテルiMacの背面。中央にハードディスクを搭載するため、中心に向かって急激なカーブを描くデザインとなっている

 さて、絶賛発売中のMacPeople 3月号では、Macintosh 30周年を記念した特集記事を組んでいます。初代Macintoshのさまざな写真はもちろん、SE、SE/30、Color ClassicなどのコンパクトMac、Macintosh IIやIIci、IIsi、IIfx、LC475などのセパレート型Macの驚愕のテクノロジーをひも解いていきます。もちろん、68K MacだけでなくPowerPC搭載のiMacやPower Mac、インテルCPU搭載マシンを含む一体型、デスクトップ型すべてです。そして第2特集では、最新のMac Proを詳しく紹介。この2つの特集記事だけで80ページ以上ありますよ!

3月号は初代Macと最新Mac Proが目印
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