みなさん、アクセス解析ってご存知ですか? たとえばWebサイトを作っている人であれば、そのサイトに毎日どれくらいの人が訪れていて、どのページにアクセスしたのか、どこを経由して来たのかなど、アクセス解析ツールを使うことでわかるようになります。
もちろん週アスPLUSだってアクセス解析に基づいて、読者の皆さんがどんなことに興味を持っているのかとか、どんなタイトルにすればクリックしてもらえるかなとか、色々考えながら作っているんですよ。
そんなアクセス解析がツイッターでも使えるようになったということで、どんなことがわかるのかを見て行きたいと思います。
こちらがTwitterのアクセス解析ツール「アナリティクス」(外部リンク)です。
Twitterアナリティクスは、Twitterカードと呼ばれる機能を使うことで利用が可能となっており、Webサイトを運営する企業やメディア、または個人ブロガーなどは、Twitterカードを設置することで、より効果的な運営が可能になるかもしれません。Twitterカードについては、記事の最後で説明しています。
ではさっそく、トップページの「さあ始めましょう」をクリック。
ツイートアクティビティ
ツイートアクティビティでは、過去1ヵ月ぶんのフォローされた人数や、フォローを外された数、メンションを受けた回数などがグラフによって表示されています。
また、下にはツイートに含まれるURLが何回クリックされたか、リツイート、お気に入りされた数がわかります。
ツイートをたどってみると、このように他のツイートに比べて何倍リーチしたのかなどを知ることが出来ます。
いつもは拡散されないツイートでも、一体何が原因で拡散されたのか、その原因を突き止めることも出来そうです。
フォロワーの大半は物理学好き?
フォロワーの興味分野で一番高い数値が「物理学」って、一体どういうことなんでしょう(笑)。
画面上部のタブメニューから「フォロワー」を押すと、自分のフォロワーの興味分野、出身地、性別などがわかります。Twitterから性別が判別されてしまうというのも少し怖い気がしますね。この辺りの情報はもう少し探ってみないとわからない部分も多そうです。
Twitterカード
このアナリティクスを使用する上でTwitterカードの設定をしておくのが良いと思います。Twitterカードとは、いわばツイート表示の仕組み。ツイートの詳細表示で、そのページのタイトルや概要などを表示するものです。
Twitterカードは色々な種類があります。URLの中の情報の一部を表示させる「Summary」、ツイート内の画像を表示させる「Photo」、動画を再生させる「Player」など、一度は見たことがある人もいるかもしれません。
ブログやWebサイトを運営している人であれば、サイトの編成画面でHTMLのコードを追加させておく必要があるようです。
さて、この機能の中では、どのTwitterカードがどれだけクリックされたか、自分について最も影響力のあるアカウントはどれか、アプリやウィジェット、ホームページから来た人がどれだけツイートしたのかなどがわかります。
影響力の高いユーザーさんをみれば、より効果的な宣伝効果も期待できそうです。
まだまだ深く探っていく必要がありそうなツールですが、無料でこれだけ使えるというのは素晴らしく、我々のようなメディアサイトだけでなく、何かを販売するECサイトなどは、コンバージョン率を上げるためにも利用価値がありそうな気がします。
現在は全てのTwitterカード利用者が使えるようになったというわけではないようですが、これから順次対応してくとのこと。
■関連リンク
Twitterアナリティクス
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