2014年01月22日12時00分

手軽な観光地メキシコ・ティファナでどんなスマホが手に入る?

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 アメリカから徒歩で入れるメキシコ国境の都市、ティファナにCES2014の後に立ち寄ってみました。手軽な観光地として有名なティファナ、スマートフォンなどは買えるのでしょうか?

メキシコ・ティファナ

↑サンディエゴから日帰りできるティファナ。

 カルフォルニアのサンディエゴからメキシコのティファナまでは真っ赤なトラムに乗れば簡単にたどり着けます。国境という物々しい雰囲気もなく、アメリカからメキシコへの入国は途中で回転ドアをくぐるだけ、パスポートを見せることもなくすんなりと入れてしまいます。もちろんパスポートを持っていないとアメリカへ再入国できませんからホテルに忘れてくることなど無いように!

メキシコ・ティファナ

↑国境を超えると雰囲気は一変。

 メキシコに入国すると街の中はどことなく埃っぽく、また低く古い建物が多いなどアメリカ側とは雰囲気が大きく異なっています。街中のお店の人が話しているのもスペイン語。タクシーの呼び込みの運ちゃんたちが英語やときおり日本語などを交えてきますが、ここはもう間違いなくアメリカではないのですね。

メキシコ・ティファナ

↑ひとまずコンビニでジュースでも。

 街中にはコンビニがいくつかあるのですが、最大手のOXXOというチェーン店はよく見かけます。これから街の中を歩き回りますし水分補給もかねてちょっと立ち寄っておきましょう。

メキシコ・ティファナ

↑コンビニでSIMやスマホが売っている。

 小規模なお店ではジュースや食品くらいしか置いてないのですが、ある程度の規模のお店になるとレジのそばにスマートフォンやフィーチャーフォンが並べられて売られていました。エントリーモデルばかりなのでスマートフォンも1万円程度。そのような店舗はプリペイドSIMカードも売っているので、現地SIMを買いたい場合はコンビニに行くのが最も簡単かも。なお今回寄った店ではドルは使えなかったのであらかじめメキシコ・ペソの小銭は両替して持っていたほうがよさそう。

メキシコ・ティファナ

↑ショッピングモールにはアップルの店やキャリアあり。

 コンビニでも携帯とか買えちゃうとはいえ、せっかくならばきちんとしたキャリアのお店も見てみたいもの。国境を越えて東のほうへ歩いて10分ほどで『Plaza Rio Tijuana』という大きめのショッピングモールに到着します。ここにはアップルの代理店やメキシコ最大手のキャリア『TELCEL』のお店が2件入っていて、そのうちの1店舗は規模も大きくスマートフォンとプリペイドSIMのセットも売っています。

メキシコ・ティファナ

↑大手キャリアでも英語は通じず。

 但し訪問した時は大規模店のほうはお客さんが多かったので、路面に面した小さいTELCELのお店でプリペイドSIMを買ってみることにしました。「ハロー、プリペイドSIM欲しいんだけど」と英語で話しかけると、店員さん困った顔をしながらスペイン語で「なんたらかんたら」と返してきます。そう、お土産屋さんならまだしも市民がお客さんの大半であるキャリアのお店では英語が通じないんですね(そのあと若干通じる店員さんがいるお店もありましたが)。電卓片手にとりあえずなんとかSIMをゲットしたものの、この先結構苦労しそうな予感。なおプリペイドSIMは150メキシコペソで50ペソが残高として入っています。ドルの場合は12ドルと、ここではアメリカドルも利用できました。

メキシコ・ティファナ

↑モトローラやノキアはまだまだ人気!

 このモールに家電量販店でもあればスマートフォンを物色できるところなのですが、残念ながら他にあるのは洋服店やらデパートなど。でもそのデパートであるシアーズの店内に入ってみたところ、家電売り場に若干ながらスマートフォン販売コーナーもありました。メキシコはメーカー品端末がSIMフリー販売されており、人気があるのはサムスン電子とLGエレクトロニクスの製品のようですが、モトローラとノキアのスマートフォンも大量に並べられています。老舗のこの2社はまだメキシコでは大きな人気があるようです。

メキシコ・ティファナ

↑お土産屋地域はどうだろうか?

 ひとまずこのショッピングモールのあたりに来ればスマートフォン関係の買物はできそうです。ではお土産屋の集まるエリアではどうでしょうか?有名なレボルシオン通りのほうへ行ってみると、今度は店の外に立っている呼び込みの店員が「コンニチワ」「ニーハオ」などと話しかけています。このあたりだと英語でも結構通じそうなのですが、残念ながら見当たるのは一般的なお土産屋さんのみ。

メキシコ・ティファナ

↑地元の家電チェーン店発見。

 付近を歩くと、この通りを横切るカリージョ・プエルト通りを地元の人が多く歩いています。ということはこの通り沿いに何かあるかも。そう思いながら道路を西へ進んでいくと道を少し入ったところにElektraというメキシコ地元のIT系家電店を発見。店内には各キャリアごとにスマートフォンが多数並べられています。単体購入も可能で品ぞろえも豊富。但し平日夕方は回線契約をするお客さんが多くて暇そうな店員さんがおらず、話しかけられそうな店員さんもスペイン語オンリーと買物の敷居は高そう……。

メキシコ・ティファナ

↑ケースがメインのOHR Cell。

 ところで先ほどのショッピングモールやこの家電店のそば、そして街中にOHR Cellというお店をいくつか見かけました。スマートフォンのケースや独自タブレットを販売しています。ケースはカラフルなメキシコらしい色合いのものが多いのでお土産用に買うのもいいかもしれません。

メキシコ・ティファナ

↑怪しい系のITモールも発見。

 このあたりは地元の人も多いので、中古スマートフォン屋の一つでもあってもよさそうなのですがなかなか見つかりません。キャリアの小さいお店はちらほらあるのでプリペイドSIMの購入は簡単そうです。ここまで来たら少し観光でもしてみよう、と教会のあるあたりを目指したところ、その手前に『Plaza de la tecnologia』というショッピングモールを発見。これはもう名前の通りそっち系のお店が集まるモールなのですね。

メキシコ・ティファナ

↑モール内は半分IT、半分ファッション。

 入り口は数か所あるのですが、一部の入り口から入るとそこには洋服屋が入っているなどすべてIT系のお店が入っているわけではないようです。メイン入り口らしきところから入ると中にはずらーっとIT系のお店が入っているのですが、そのうち半数は空き家。もしかしたら再開発中でIT系のモールからファッションビルに変わってしまうんでしょうか?

メキシコ・ティファナ

↑SIMフリースマホやSIMなどが売っている。

 中古スマートフォンを売っている店も多く、SIMも各キャリアのものが売られていました。SIMカッターもあるのでナノSIMが買えない場合もここならその場で切ってくれます。アジアなどで見かけるちょいと怪しい系のお店が多く、一回りするだけでも飽きません。でも次に来るときははたしてこのまま残っているのかどうかちょっと不安です。

メキシコ・ティファナ

↑日帰りで味わえる異国情緒。

 ティファナは治安が悪いと言われますが、東南アジア各国を旅行慣れしている人ならばそれらの国とあまり雰囲気は変わらないかもしれません。もちろんスリはいるでしょうから身の回りの持ち物に気を付けるのは当然です。また夜間は危なくなるでしょうからサンディエゴから昼間に日帰りするのが無難でしょう。アメリカからわずかな時間で異国情緒が味わえるティファナ、また訪問してみたいものです。

山根康宏さんのオフィシャルサイト
香港携帯情報局

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