前回に引き続き、ミズグチさんとアカザーさんのカオスコンビによる“男ふたり旅”です。
2013年の疲れを癒し2014年を戦う英気を養うべく旅に出ることにしたふたりでしたが、いきなりのアカザーさんの大遅刻&カーナビの目的地登録ミスで、のっけから2時間のロス。
なんとか目的地の箱根にたどり着き、箱根ロープウェイと芦ノ湖遊覧の海賊船ビクトリー号に乗船しつつ、順調に男ふたり旅を満喫と思いきや・・・。
芦ノ湖の対岸でビクトリー号を降りようとしたときに、乗ってきたこの船が、桃源台港への折り返し最終便だという事実が発覚! このまま下船してしまうと、このあとの予定が大幅に狂うコトに!!
アカザーさん的にはミズグチさんに見せたかったものが、この箱根町港の目と鼻の先にあったようなんですが、桃源台港に帰れなくなるのはマズイということで、結局諦めることにしたみたいです。
それにしても、アカザーさんがミズグチさんに見せたかった“アレ”って何だったんでしょうかねぇ?
こんな言われ方をすればかなり気になりますが、また別の機会に見られることを楽しみにしておきましょう。
そして、ビクトリー号は再び30分かけ、最初に海賊船に乗った桃源台港に帰港。
しかし、これまた港についたとたんに箱根ロープウェイの最終便が出るとのアナウンスが! 息つく間もなく、ロープウェイ乗り場にダッシュする男ふたり。本当に忙しい旅です。
間一髪、箱根ロープウェイの最終便に乗れましたが、本当に序盤の2時間ロスさえなければゆっくりいろいろ見れたのに……。アカザーさん今年こそは、その遅刻グセを直してくださいね。本気で!
そして、ロープウェイはケンちゃんカーの待っている、大涌谷駅に帰着。すでに日はとっぷり暮れて、あたりには人影もなし。
しかし、あまりの慌ただしさにミズグチさんのテンションはだだ下がり。ついに「帰りたい」発言まで飛び出す始末です。でも、もちろん帰りません。ミズグチさんのテンションを少しでも上げようと、ふたりはお土産コーナーへ。
ここ地獄谷こと大涌谷の名物である、“黒たまご”を食べようと試みるも……。
なんと、本日の販売分は終了。向かいの店に至ってはすでに閉店しています!
もう、ふんだり蹴ったり状態です。黒たまごで寿命を延ばすことをあきらめた男ふたりは、今夜泊まる宿を目指すことに。
夜道を走ること30~40分、着いたのは保養所のような落ち着いた外観の宿です。
が!? 中は驚くほどゴージャス!!
え~、こんなところに泊まるんだったら、シャクライがいたころもお願いしたかったです。
アカザーさんはバリアフリー基準で宿を選んだらしく、実のところこんなにゴージャスだとは思ってなかったみたいです。
チェックインを済ませて、ようやくここで一息。かと思いきや、さっそく温泉に行こうと、ミズグチさんを誘うアカザーさん。
なんでも、車椅子でも入れるように家族風呂の予約を入れたそうで、待ちきれないみたいです。このせっかち!
そして男ふたりは貸し切り家族風呂を満喫です。
最初は文句を言っていたミズグチさんですが、最終的には体もポカポカに温まったようでそれなりに満足した模様。
そして、暖まって腹がへってきたアカザーさんが、今度は夕食に誘います。もう、ここまで仕切られると、ミズグチさんは何もいわなくなっちゃいました。
当初はホテル内のレストランで食べるつもりだったみたいですが、予想以上に高級な店だったようで即退散。
こんなこともあろうかと、アカザーさんが食べログで下調べしておいた、徒歩10分ぐらいの店を目指すことに。やっぱり困ったときの食べログですね。
寒い夜道を歩いてやって来たのは、ちょっと落ち着いた雰囲気の小料理屋。
食べログ情報によると、もとは周辺の旅館に魚をおろしていた魚屋さんらしく、アジフライが絶品とのこと。というわけで、アジフライ定食を中心に、刺し身などを注文。で、運ばれて来た料理がこちら!
料理は男ふたりの舌と胃袋を満足させるのに十分な味と量だったみたいです。
うまいメシを食って、ようやくミズグチさんも上機嫌に。よかったですね~。
しかし、せっかく上がったテンションも、帰りの寒い夜道で緩やかに下降気味……。でも、天気予報では箱根は雪だったそうですから、降らなかっただけまだラッキーだったんじゃないでしょうか。
結局、この日の水口さんの旅の思い出はアジフライ定食のみだったようです。こんな旅で本当に英気は養えるんでしょうか?
がんばれ男ふたり旅! 次回完結です。
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