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MacとWindowsの両方でUSBメモリーを使うには?|Mac

2014年01月08日 21時00分更新

 Windowsユーザーだった女子編集者が、実際にMacを使うなかで出合ったトラブルを解決する本連載。最近はEvernoteやDropboxなどのクラウドストレージが便利なので、USBメモリーでデータをやり取りをする機会が減ってきました。とはいえ、ほかの人にファイルを手渡したい、ネットに未接続のマシンにファイルを受け渡したいといったケースでは、やはりUSBメモリーが便利。

 私はMacとWindowsを別々のマシンで使っています。ちょっとしたデータの移動のためにMacでUSBメモリーを使おうとしたとき、これまでWindowsマシンで使っていたUSBメモリーそのまま使っていいのだろうか?とちょっと戸惑いました。同じ疑問を持っている方のためにサクッとご紹介します。

USBメモリー

 基本的に、USBメモリーはMacとWindows両方で使えます。このUSBメモリーにはMacとWindowsから書き込んだ写真が問題なく混在しています。Windowsで使っていたUSBメモリーを初めてMacで使う際、そのままでも大抵は読めると思いますが、一度ファイルフォーマットを確認しておきましょう。

USBメモリー

 USBメモリーは「FAT32形式」になっていることが多いです。ファイル形式にはFAT形式とNTFS形式があり、最大ファイルサイズや特性によりUSBメモリーやメモリーカードはFAT形式、HDDなどではNTFS形式が使われています。NTFS形式だとMacからは書き込みができなくなります。FAT形式には、FAT16/32/exFATという種類がありますが、FAT16は2GBまでの容量しか扱えないため、8GB以上が主流の最近のUSBメモリーではFAT32となります。

 WindowsでUSBメモリーをフォーマットするには右クリックから選べばOK。Macの場合、「ディスクユーティリティ」を使います。Spotlightで検索するとすぐに見つかります。

USBメモリー

 該当のUSBメモリーを選択し、「パーティション」のタブを開きます。通常は1パーティションでいいと思いますので、パーティションのレイアウトを設定し、フォーマットを確認しましょう。Mac OS拡張を選ぶとWindowsで扱えなくなるので「MS-DOS(FAT)」または「exFAT」を選びます。FAT32は1ファイルあたりの容量制限が4GBまでとなります。動画など1ファイルで4GBを超える可能性がある場合は、容量制限のないexFATを選びましょう。

USBメモリー
USBメモリー

 「オプション」をクリックすると以下のような画面になります。起動ディスクなどに使う場合以外は、「マスター・ブート・レコード」になっているか確認しましょう。

USBメモリー

 ちなみに、Windowsユーザーが初めてMacにUSBメモリーを挿したときの「あるある」として、「接続解除の仕方がわからない」がありますよね。そのままブスッと抜くと警告が出てしまいます。デスクトップにこのようなアイコンがあるはずなので、マウスのドラッグでゴミ箱に移動すれば取り出し完了です。

USBメモリー

 このほかにも元Windowsユーザー目線のMac使いこなし術を毎週水曜に掲載中です。MacBook AirをWindowsマシンとしてのみ使っているなんて方は、せっかく買ったMac OSを使いこなしてみませんか? Macの活用テクニック集はこちらからどうぞ!


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