2014年01月08日16時00分

ソニー キレてる!テニス練習を“スマート化”するセンサーと音楽の気になる関係:CES2014

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「あの、僕らの楽しいソニーが帰って来た」と年末に言い続けていたワタシですが、CES2014の本編開幕初日が終わって、うん、やっぱり今のソニーはキレッキレだなと感じます。たとえばこの、意欲的にして挑戦的なセンサー製品の存在なんかまさにそうです。

ソニーはなぜテニスラケット装着型センサーを発表したのか?:CES2014

 『Play Sports Tennis Sensor』と名付けられたこの参考出品は、一般的なテニスラケットのグリップの下端(キャップの部分)に装着するだけで、ラケットが高性能センサー付きのスマートラケットに変身します。
 専用アプリをインストールしたAndroid端末などとペアリング設定をしたのち、実際に壁打ちなどをしてみると……なんと、

・ボールを打った回数
・ボールをとらえた位置(インパクトポジション)
・スイングのタイプ
・スイングのスピード
・ボールのスピード
・ボールのスピンの速さ(レート)

 が、一発ごとに計測・蓄積・分析できるというものです。
 こういうモノは、よく絵に描いた餅のように動作しない夢の製品である場合がありますが、Tennis Sensorは違います。なんてったって、ソニーブースの中に一人打ち用のミニコートを用意して、実際に体験できるようにしてるんですから。

ソニーはなぜテニスラケット装着型センサーを発表したのか?:CES2014
ソニーはなぜテニスラケット装着型センサーを発表したのか?:CES2014

 開発関係者に、そもそもなぜスポーツ用品、それもテニスセンサーに挑むことになったのか、などなどを直撃してみました。

――ソニーがスポーツ向けのログセンサーを開発するのってひょっとして初めてじゃありませんか?
「まだ参考出展なので正式な商品ではありませんが、確かにそうかもしれません(笑)」

――ボールを打った回数やスイングスピードなんかは加速度センサーを使うのでは?など想像できるのですが、こんな小さなセンサーを付けただけでラケットのどの位置でボールを打ったか、わかるものなんですか?
「それが、わかるんですよ。元々、開発担当は音楽の波形解析を専門にやっている者だったんですが、テニス好きでして。あるとき、ラケットでボールを打ったときの振動を波形解析するとミートした位置がわかるんじゃないか、と思いついて実験してみたところ、これはイケる、と。それでこれは面白いんじゃないかという話になりまして」

――本当に商品企画を通してしまうというのも凄い話ですね。テニスラケットごとのキャリブレーションや、ガットを張り替えると精度が変わったりなどしませんか?
「ラケットごとの違いは多少ありますので、対応するラケット用のデータをネットから持って来られるようにしようと考えてます。ガットの張り替えでは精度の変化はあまりありません」

――ちなみに、バッテリーは充電式ですか? どのくらいもちますか?
「あくまで参考出品なので現時点の数字ということになりますが、だいたい3時間くらい使えます。3時間って結構大変ですよ。バッテリーは充電池です。」

――中にはどのくらいのデータを貯められるのでしょう?
「基本的にスマホなどと連携(同期)するのが前提にはなりますが、現時点の仕様だとおよそ2万回打って、やっとメモリーがフルになる感覚です。先日、3時間打ってみて4000発だったので……」

――そのペースでも15時間打てる計算ですね。これだけあれば、一度くらい同期はできそうですね。

 なお、最後に想定価格を訊いてみたところ、参考出品ということもあってまったくの未定とのことだった。こんな小さなセンサーをつけるだけでスマートラケットが手に入る、というのはなんだか不思議ですが、これはぜひ使ってみたい!

●関連サイト
SONY CES2014特設サイト

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