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光るケーブルで鏡餅をデコったらDQNな餅になった

2013年12月26日 11時30分更新

光る鏡餅

 週刊アスキー 1/28号(No.960)の付録『ぴか~るマイクロUSBケ~ブル』の担当、松村です。
 秋葉原や福岡でのイベント用に“光るクリスマスツリー”に“光るトナカイ”、“光るドロイドくん危機一発”など、いろいろな光り物を作ってきました。

 イベントも終わって、そろそろお正月の準備に鏡餅を買ったのですが、どうせならってことで“光る鏡餅”をつくることに。

 穴を開けてケーブルを通し、電源を確保するなど、1時間ほど試行錯誤の結果……。
できあがりました!

サトウの鏡餅【改造前】
光る鏡餅
↑泣く子も黙る、お正月の定番『サトウの鏡餅』から、下の餅の直径が14センチほどある“中”タイプをチョイスしました。
光る鏡餅【改造後】
光る鏡餅
↑パッと見は全然わからないかも知れませんが、上下の餅のつなぎ目とか、水引の位置にクリアカラーのUSBケーブルがみえますでしょうか。

 えーと、改造前後でほとんど違いがわかりませんね、ハイ。ほとんど見分けが付かない、さりげない改造というところがポイントかと。
 こういうのは光らせてナンボですよ。インパクト勝負ですよ。そんなわけで、光らせた動画をどうぞー。

 ……いかがでした? 正月っぽい音楽もつけてみましたが…。

 編集部の女性にはそれなりに「かわいい」と受けたのですが、個人的には餅とは思えない色だなぁと。なんていうかイヤらしくないですか? ある程度狙いはしたのですが、思いのほかDQNに仕上がってしまいました。

ここからは作ったときのポイントです。自分で書いてても誰得と思えるコーナーですが、気になる人も3人ぐらいいそうなので書いてみました。

いきなり穴を開けてみた
光る鏡餅
↑マイクロUSB端子が通れば充分と思ったら、全部で4本も通すため結構広げました。

 上下の餅のつなぎ目部分にケーブルを通すための穴を開けます。ほとんどの方はご存じだと思いますが、餅部分は柔らかいプラスチック製なので、力を入れると大きく裂けてしまうので注意。

触手が出た鏡餅
光る鏡餅
↑4本通して見たら、触手が生えたような、ちょっと変な見た目になってしまいました。

 ケーブルを通していきます。外周をぐるっと囲うために2本、水引っぽく見せるために2本、合計4本通しました。

自作の小型電池
光る鏡餅
↑マイクロUSB側から電気を流したいので、ボタン電池(CR2016)を2つ使った小型電池ボックスを自作。自作といっても、知り合いに作ってもらったものです。

 USBケーブルはふつうUSB A(パソコン側)から電気を流して使いますが、このケーブルはマイクロUSB側に電圧をかけても光ります。水引部分はマイクロUSBから電気を流したいので、写真のような電池ボックスを自作して使いました。

ボタン電池でも意外と光る
光る鏡餅
↑小さな電池ではありますが、しっかりと光ります。少なくとも連続5、6時間は光っていたと思います(テキトー)。

 光らせてみるとこんな感じ。ボタン電池、おそるべし。もっと小さくすればブレスレットっぽく使えそうです。

鏡餅内部の配線
光る鏡餅
↑マネする人はいないと思いますが、鏡餅のなかはこんな感じになっています。ポイントは黒いアダプター。USB A(メス)−マイクロUSB(メス)という、こんなときにしか使い道を思いつかない、オレトクなアイテム。

 鏡餅の内部にモバイルバッテリーを隠し、なるべく一筆書きになるように光るケーブルを繋いでいきます。今回の鏡餅は、モバイルバッテリーから直列接続でケーブルを4本、ボタン電池から1本光らせてみました。
 光るケーブルどうしを繋いでいる黒い部分は特殊なアダプターです。今回のイベントでは、これを大量に使ってトナカイとかツリーをつくりました。もちろん、自作すればもっと小さくできます。

 そんなこんなで駆け足でつくりかたの紹介でした。

 付録担当だからじゃないですが、このケーブル、充電とかデータ通信とかだけに使うのはもったいないです!
 今回のようにたくさん使わなくても、楽しい使い方ってあるんじゃないかぁとか思いますので、みなさんの使い方を教えて下さい!



おまけ イベント用につくった光るシリーズ

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