2013年11月19日22時00分

20周年を迎えた電撃大賞。応募総数は7500超、小説は大賞2本とハイレベル!

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 今年20回目を迎えた、エンターテインメントノベルの新人登竜門『電撃大賞』の贈呈式が11月中旬に都内で開催された。

電撃大賞2013

 今回は定例の小説部門とイラスト部門のほか、20周年記念として今回限りの『電撃学校大賞』を設け、計3部門の贈呈が行なわれた。応募総数は過去最高の7523作品。

電撃大賞2013

 贈呈式開式のあいさつは、株式会社KADOKAWA アスキー・メディアワークス ブランドカンパニーの、塚田正晃ブランドカンパニー長から。
「20年経っても変わらないものは、作家の情熱と編集者の努力。そして、電撃文庫の装丁です」と、おなじみの電撃文庫の背表紙を披露。「背表紙を並べるとラインがそろっていくのが、書店さんにも好評です。明日から一緒に、このラインを伸ばしていきましょう」と、受賞者にエールを送った。

 贈呈式には、小説部門受賞者9名、イラスト部門受賞者8名、電撃学校大賞から受賞グループを代表して3名の計20名が出席した。
 

■電撃学校大賞

 今回特別に設けられた『電撃学校大賞』は、「学校の中でみんなが協力してワイワイ作れるもの」を想定し募集を行なったところ、全国の学校から50作品が応募。イラストや造形物、映像作品など、工夫を凝らした作品が届いた。大賞は、『電波女と青春男』をモチーフに実写版ムービーを仕上げた岡山県のStudio12が受賞した。

電撃大賞2013 電撃大賞2013

↑岡山県・倉敷芸術科学大学の映像サークルと学内有志によるStudio12。学食に通い、参加してくれる役者を探したという。企画や脚本、制作などを務めたメインスタッフ3人は、それぞれ映像制作会社に就職し、今後はエディターや演出家をめざすとのこと。

■電撃イラスト大賞 

 ウェブによる応募が2年目となり、応募数も増えた電撃イラスト大賞。919の応募作品の中から、大賞をはじめ選考委員激励賞まで8人が選ばれた。

電撃大賞2013

↑大賞に輝いた一色 箱氏。20歳ながら、構図の巧みさ、メリハリのある色使いなどで、審査員からも絶賛。

受賞者コメント:
電撃イラスト大賞<大賞>・一色 箱氏。
「制作期間は1枚につき2~3日かけています。絵を見ただけでストーリーが伝わってくるような、物語性のあるイラストを描いていきたいです」
電撃イラスト大賞<金賞>・足立 巡氏
「ネットには絵の上手な人がたくさんいて、その全員が先生みたいなものです(笑)。“脱・無名”を目標に頑張ります!」
電撃イラスト大賞<金賞>・keepout氏
「象徴主義や写実主義の絵画が好きなので、そういったものも取り入れて新しいイラストに挑戦していきます」

電撃大賞2013

↑電撃イラスト大賞選考委員の天野喜孝氏。「この賞をきっかけに作品をもっと追究して、イラストだけでなく様々な分野、そして世界へ可能性を広げていってほしい」。

■電撃小説大賞

 電撃小説大賞では、昨年に引き続き<大賞>受賞作が2本という力作ぞろいだった。

電撃大賞2013

↑電撃小説大賞<大賞>を受賞した『ゼロから始める魔法の書』の虎走こけた氏。正統派ファンタジーという難易度の高いジャンルにおいて、設定からキャラクター描写、ストーリー運びまでを圧倒的完成度で仕上げ、見事<大賞>に選ばれた。

電撃大賞2013

↑同じく<大賞>受賞『博多豚骨ラーメンズ』の木崎サキ氏。<大賞>受賞者はいずれも20代と、若い作家のパワーが光っていた。

電撃大賞2013

↑自身も電撃大賞の出身である、作家の高畑京一郎氏。「“ライトノベル”を軽視する世間の評価に不満を感じている。受賞者のみなさん、そしてこれからの受賞者のみんなと一緒に、もっとラノベのすごさを伝えていきたい」。

受賞者コメント:
電撃小説大賞<大賞>・虎走こけた氏
「<大賞>受賞を伝えた瞬間、両親の夫婦ケンカが止まりました(笑)。王道ファンタジーが好きなので、これからも読者の共感を得られるような物語を書いていきたい」
電撃小説大賞<大賞>・木崎サキ氏
「応募作品のジャンルがわからず、どこに応募していいか迷い、何でもありの電撃大賞に応募しました。今回の作品はキャラクターが多いので、どう動かすかを苦労しました」

電撃大賞2013

↑贈呈式に出席した、“小説”、“イラスト”、“学校”3部門の受賞者と選考委員のみなさん。

 第21回からは、新たに『電撃コミック大賞』も新設されている。すでに5月から、第21回電撃大賞の応募は始まっているので、「我こそは……」と作家やイラストレーター、マンガ家をめざす人は、ぜひ応募してみよう。


電撃大賞(関連サイト)
 

下記Amazonのリンクは2012年の<大賞>、<金賞>受賞作です。

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