写真共有SNSとして特に北米で注目を浴びている新鋭サービス『Pinterest』が、ひっそりと日本語対応を進めていた様です。
今朝、僕のPinterest IDと紐づいたメールアドレス宛に一通のおしらせが届きました。
なるほど、日本語対応を開始、とりあえず頻繁に利用している日本のユーザー向けへの限定的な公開ということですね。
Pinterestは、写真共有SNSを提供するサンフランシスコ発のスタートアップで、最近では今年4月に開催された『新経済サミット』にて、CEOのベン・シルバーマン氏が来日していました。
Androidの父、アンディ・ルービン氏やTwitter共同創業者のジャックドーシー氏、Skype共同創業者のニクラス・ゼンストローム氏などと並んでの登壇ですから、なかなかの大物扱いですよね。まだ30歳というのに!(基調講演の取材記事はこちらからどうぞ)。この頃から、「日本にわざわざ来るということは近々のサービスインをするんだろうな」と思っていたのですが、それが今日だったということですね。
Pinterestがほかの写真共有サービスと違うのは、以下の点です
1)常にキレイでかっこよくてスノッブな写真しか流れて来ない、強力な世界観フィルタリング
2)ゆえに、女性から非常に人気がある(あとキレイな写真好きな乙メンにも人気)
3)ショップなどと組んで、RePin(ピンタレスト内の写真を自分のウォールに共有すること)すると割引などのクーポン連携をやっている
というあたりがユニークです。写真共有SNSって、手放しで作っちゃうとGoogle検索でセーフサーチをオフにしたときのようなとんでもないことになりがちですが、Pinterestではそういうことはありません。ソレっぽいワードで検索して何かが出て来たとしても、例えばアート写真だったりするわけです。
僕の場合は、Architectureカテゴリー(日本だと建築物カテゴリー)で、手の込んだリノベーション住宅の写真とか、そのPin元のページを眺めたりしてます。
ということで、早速日本語版に切り替えてみましょう。
メールでは言語設定を切り替えるように指示がありましたが、普通にログインすると“日本語で見る”の表示がトップに出ていました。ポチッとクリック。
“いいね!”じゃなくて“いいですね!”が何か違和感を感じますが、そのままOK。
お、確かにメニューが日本語に!ほか、カテゴリーも日本語に(それだけですが)。このあと、北米同様にRePinで割引きとかのプロモーションがはじまったら面白いですよね。注目しておきましょう。
●関連サイト
Pinterest.com
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