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歌詞を入れるだけでボカロ曲がつくれるVOCALODUCERをヤマハが開発

2013年10月21日 17時00分更新

 ヤマハは歌詞を入力するだけで、ボーカロイドの歌と伴奏が付いた楽曲を自動的に生成できる技術“VOCALODUCER”を開発した。今冬よりSaaS型サービスとして、キャンペーンサイトやソーシャルサービスなどのコンテンツプロバイダーに提供する。

 VOCALODUCERは、漢字や数字を交えた一般的な日本語の文章50文字以内の歌詞を指定するだけで、ボーカロイドの歌声と伴奏を2~8小節程度、自動作成できる技術。パラメーターの指定で、曲調や歌い方を事前に調整することも可能だ。

VOCALODUCER

 対応言語は日本語、出力はMP3ファイルとなる。伴奏スタイルはポップス、ロック、ダンスなど30種類。歌声はコンテンツプロバイダーにより異なるが、男性、女性、力強い声質、スウィートな声質など好みの声をボーカロイドの歌声ライブラリーより選択できる。

VOCALODUCER

 2013年10月23日~25日に幕張メッセで行なわれる“Web&モバイル マーケティングEXPO 秋”に、VOCALODUCERを用いたサンプルアプリケーションを参考展示予定。この技術から、どんなサービスやコンテンツが生まれるか楽しみだ。

■関連サイト
ヤマハ-ニュースリリース

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