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東芝Bay Trailタブレットも披露 インテル記者説明会を開催

2013年09月25日 16時00分更新

インテル アーキテクチャー&マーケティング・アップデート
↑インテル代表取締役社長、吉田和正氏。

 インテルは本日、記者説明会『インテル アーキテクチャー&マーケティング・アップデート』を開催。今月上旬、米サンフランシスコで行なわれたIDF2013を振り返りながら、今後の国内市場での取り組みを説明した。

インテル アーキテクチャー&マーケティング・アップデート

 まずはIDF2013で初お披露目となったIoT機器向けの新SoC、Quark X1000の紹介。IoTとは、Internet of Thingsの略で、日本語では“モノのインターネット”と説明されていることが多い。わかりづらいジャンルだが、いわゆるスマートウォッチなどの身体に身に着けるデバイスなど、スマートフォンやタブレット、PC以外の機器がインターネットにつながる仕組みのこと。インテルは、そうしたネット接続型デバイスもPC同様、どんどん“インテル、はいってる”にしていこうという方針だ。

インテル アーキテクチャー&マーケティング・アップデート
↑Windows8を採用したBay Trail-T採用タブレットのリファレンスデザイン。
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↑こちらはAndroidのBay Trail-T採用タブレット。Windows機と同様、リファレンスデザインとなる。
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↑会場に展示されていた東芝のWindows8.1採用タブレット。Bay Trail-Tを採用し、国産22nm世代インテルタブレットの先兵となるか。

 IDF2013の主役だった、タブレット向け新SoC、Bay Trail-Tの紹介では、AndroidとWindows両方のリファレンスデザインを展示してマルチOSサポートをアピール。また、IFAで発表された東芝の8インチタブレットも展示されており、年内に国内で販売が開始すると紹介した。東芝のタブレットはWindows8.1を採用することから、早ければ今年の秋冬モデルPCで展開することになるのではなかろうか。

インテル アーキテクチャー&マーケティング・アップデート

 また、インテルはタブレットの普及において教育分野にも力を入れていく。2020年までに小中高でひとり1台タブレットPCを持つ教育環境整備を推進していくという。

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 インテルジャパンは、公式ツイッターもスタートしており、より多くのユーザーとつながろうとしている。表参道でUltrabookのタッチ&トライイベントを行なったり、ゴルフにUltrabookを活用する事例などを紹介することで、従来パソコンへの興味が薄かった層にも積極的にインテルインサイドPCの購入を促している。会場では、インテルCPUの写真がプリントされたチロルチョコを配るなど、企業として従来の堅いイメージを崩し、柔軟で遊び心のあるブランド展開を行なっていくことをアピールした。

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↑会場で配布された“インテル、はいってる”チロルチョコ。外装には新たなタグライン(キャッチフレーズ)、“Look Inside”とある。

■関連サイト
インテル
インテルジャパン公式ツイッター

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