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NVIDIA SHIELD(自腹で約5万円なり)をバラしてみた

2013年09月06日 22時30分更新

 SHIELDを自腹で購入したジサトラアキラ(Twitter)です。大事なことなのでもう1度言います。アメリカからの輸送代や関税など、もろもろ込み込みでだいたい5万円くらいかかったSHIELDを“自腹”で購入したジサトラアキラです(しつこい)。NVIDIAが発売日を発表したその日、あたらしモノ好きの宮野編集長に伝えると……

 アキラ「宮野さん、個人的にSHIELD買います!」
 へんしゅうちょー「で、いつバラすの?」


 ……言わなきゃ良かったと思ったのはヒミツです。気を取り直して自作増刊号の総責任者兼、ジサトラのボス兼、スプラッター系FPSに目がないPCゲーマーのカクッチさんに報告したところ……

 カクッチ「増刊のジサトラ長屋で分解写真入れたいね!入れるよね?」 

 ……いっつもさわやかなスマイルで残酷なひとことを放つんです、この人。というわけで、泣きながらバラすことに。

NVIDIA SHIELD(自腹)をバラしてみた

 「特殊な工具が必要だったら、開けられないし、あきらめても怒られないよね!」と甘い期待をしていましたが、必要なものはプラスドライバーとT6のトルクスドライバーだけ。あるんですよねー、これくらいの工具は編集部にごろごろと。

NVIDIA SHIELD(自腹)をバラしてみた

 アナログスティックや基板、バッテリーなどが詰まっているため、分解は難しいように思えましたがネジやケーブル類のコネクターを外していくだけ。CPUクーラーにヒートシンクなどが現われ、まるでノートPCを分解しているようで慣れたものです。

NVIDIA SHIELD(自腹)をバラしてみた

 注目はPCゲームストリーミングでおよそ9時間も駆動したバッテリー。3つのパーツに分かれていましたが、7350mAhと大容量です。

NVIDIA SHIELD(自腹)をバラしてみた

 そしてこちらがSHIELDの基板。中央に見えるのがTegra 4コア。上に2つ(裏面にも2つ)あるのがHynix製のDDR3メモリー。SAMSUNGの文字がプリントされているのがストレージ用のフラッシュメモリーです。イチバン右に見える銀色のパーツは11n対応の無線LANチップですね。

 あとはもう、無事に復活できることを祈るのみ。分解中、元に戻せるように写真で記録するのを忘れていたので冷や冷やしましたが、構造自体はものすごく簡単だったのが不幸中の幸いです。

 そうそう、最近SHIELDをPCと連携させるためのユーティリティーソフト『GeForce Experience』がアップデートして、UEFIのセキュアブート問題も解決されています(関連記事)。どんどんSHIELDで遊ぶ体制は整ってきているので、あとは日本での発売を待つだけですね!

 ということで、現在発売中の週アス自作増刊号『速くて安い!ゲームPC自作』では、ただSHIELDを分解しただけでなく、PCストリーミング中の自作PC側の負荷などをみっちり計測しています。自腹で購入したレアな機材を分解した心意気を買っていただだき、どうかお手にとってご覧ください!

おまけ:自作増刊恒例のコスプレ『シスターつばさ(パズドラ女子)』

NVIDIA SHIELD(自腹)をバラしてみた

『SHIELD』
●NVIDIA(関連サイト
直販価格 299ドル

※著者および編集部は、技術基準適合証明(技適)を受けていない通信機器の利用を勧めるものではございません。通信機器は各国の法律に基づいて利用してください。各国の法律に反して利用しても、著者および編集部は一切責任を負いません。

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