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エイサー、4K動画対応スマホやWin8.1搭載PCを触ってきた:IFA2013

2013年09月04日 13時30分更新

 エイサーはIFA 2013会場付近に設置したメディア&パートナーラウンジにて、先日発表した4K動画撮影対応のファブレット『Liquid S2』やHaswell&ウィンドウズ8.1搭載の次世代モデルPCといった新製品の展示を行なっていました。

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↑IFA会場から地下鉄で20分ほどにあるエイサーのメディア&パートナーラウンジ。IFAオープニング前日の現地9月3日から展示をスタート。



■Liquid S2
『Liquid S2』は6月のCOMPUTEX 2013で発表された(関連記事)『Liquid S1』の後継モデルでディスプレーサイズは5.6インチから6インチへと拡大。解像度も1280×720ドット(257dpi)からフルHDの1920×1080ドット(368dpi)へとより高精細になっています。

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↑画面サイズは0.4インチアップしているが、縦横のサイズは3ミリ拡大しただけ。片手でギリギリ持てるサイズ。
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↑背面はマット地の素材を採用。カラーは黒と赤ですが、会場では赤のみの展示でした。


 CPUにはクアルコムのSnapdragon 800(2.2GHz、クアッドコア)を搭載し、4K動画撮影に対応。メインカメラは開放F値2.2と明るく、レンズ回りを取り囲むリングフラッシュも搭載しています。さらに撮影用の機能も充実しており、ピントと合わせる部分と露出を合わせる部分をタッチ操作で別々に設定できる“Exposure Control”などを搭載しています。
 また、サウンド面も強化されていて、本体右側面にステレオスピーカーを搭載。Dolby Digital Plusに対応しているので、単体でサラウンド効果が楽しめます。

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↑撮影モードで“4K×2K”が選択可能。現地での説明によると「現時点で唯一の4K動画撮影対応スマホ。4日以降は分かりませんが(笑)」とのこと。
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↑円形のLEDリングフラッシュ。光量が多くマクロ撮影などに威力を発揮します。
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↑画面上の四角の部分がピントを合わせている部分。タッチ操作で指を動かすと、露出調整用のアイコンが表示され、ピントを合わせた部分以外のところで明るさが設定できます。
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↑本体左側面にデュアルスピーカーがあるので、横置きのときに威力を発揮します。

 通信方式はLTEにも対応しており、10月末から欧州でリリースされる予定ですが、価格や日本での展開は未定です。Dolby Digital Plusや4k動画撮影といった機能は、Snapdragon 800の機能でもあるので、今回のIFA 2013の会場で見られる新しいスマホやタブレットのトレンドとなりそうです。

『Liquid S2』

<スペック>
OS Android 4.2.2
CPU Snapdragon 800(2.2GHz、クアッドコア)
メモリー 2GB
ディスプレー 6インチ(1920×1080ドット、368dpi)
ストレージ 16GB
カメラ 1300万画素(インカメラ200万画素)
通信機能 LTE、3G、802.11ac/a/b/g/n、Bluetooth 4.0、NFC
バッテリー容量 3300mAh
サイズ/重量 86(W)×8.99(H)×166(H)mm/未発表


■Iconia A3 Tablet
 Liquid S2と合わせて発表されたのが、10.1インチのアンドロイドタブレット『Iconia A3 Tablet』です。Wi-Fiモデルの16GB版が249ユーロ(約3万3000円)、3Gモデルの16GB版が299ユーロ(約3万9000円)と低価格ながら、Dolby Digital Plus対応で、5.1サラウンドが楽しめるなどエンターテイメント志向のタブレットに仕上がっています。
 リリースは欧州や中東、アフリカがメインとなっており、日本市場へは検討中とのこと。

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↑約600グラムと、10インチクラスのタブレットとしてはまずまずの重さです。
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↑本体の左右にスピーカーを搭載しており、単体でサラウンド機能が楽しめます。


 Iconia A3からの新機能として、ディスプレーを5本指でタッチするとスリープ解除する“Touch WakeApp”を搭載。スリープ解除後に起動させるアプリも選べるので、使用頻度の高いアプリをスリープ状態からサッと起動できます。
 また、縦横の画面表示切り替えが手に持った状態だけでなく、テーブルなどの平らな所に置いて回転させても表示が切り替わる“IntelliSpin”機能を備えています。

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↑Touch WakeAppのオン・オフや起動するアプリの指定などは、設定アプリから行ないます。

『Iconia A3 Tablet』

<スペック>
OS Android 4.2
CPU Cortex A7(1.2GHz、クアッドコア)
メモリー 1GB
ディスプレー 10.1インチ(1280×800ドット、150dpi)
ストレージ 16GB/32GB
カメラ 500万画素(インカメラ 30万画素)
通信機能 802.11b/g/n、Bluetooth 4.0
バッテリー容量 7300mAh
サイズ/重量 260(W)×10.15(D)×175(H)mm/600g



■秋に登場予定の新PC
 PCに関しては、Haswellとウィンドウズ8.1搭載してモデルチェンジが予定されている『Aspire R7』と『Aspire S7』の2モデルを展示していました。
 どちらのモデルとも、CPUとOS以外で外観などに大き変化はありませんが、『Aspire R7』の最新モデルでは、256段階の筆圧を感知できるタッチペン“Active Pen”が付属します。

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↑キーボードの奥にタッチパッドを搭載する独自レイアウトの『Aspire R7』。
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↑新たにタッチペンの“Active Pen”が付属し、イラストや手描きメモなどに活用できます。
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↑PC本体にActive Penの収納スペースはないものの、マグネットでディスプレー背面に貼り付けられます。
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↑2560×1440ドットの高解像度タッチパネルを採用した『Aspire S7』。Haswell搭載モデルが秋に登場予定。


 価格は以前のモデルと同等で、リリース時期はウィンドウズ8.1登場に合わせてとのこと。どちらのモデルも従来モデルは日本でも発売されているので、日本登場の期待は高いです。

●関連サイト
エイサー(英語)
IFA2013

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