2013年08月06日22時30分

ニコニコ町会議2013鹿児島ほぼ完全レポ 豪雨が止んださつま町の奇跡

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 niconicoが全国ツアーとして展開している“ニコニコ町会議2013”。4月末に幕張メッセで実施した“ニコニコ超会議2”の出張版で、岩手、香川、鹿児島、島根、山形、長崎、山口、北海道、東京(檜原村)、名古屋の10ヵ所を回る予定だ。8月4日に鹿児島さつま町で開かれた町会議では、地元のお祭りと合わせて2万人の来場者を集めた。現地はどんな盛り上がりを見せたのか? がっつりレポートしていきます!

ニコニコ町会議2013さつま町

■豪雨が止んだ! さつま町の奇跡
 ニコ動といえば、歌ってみたや踊ってみた、描いてみた、ゲーム実況、つくってみた、ユーザー生放送など、さまざまなカテゴリーのスゴい人々が集まる場だ。そのネットの活況を地上にだいたい再現したのが4月の超会議で、関東に行けない地方ユーザーのために全国を行脚してるのが町会議になる。

 初回の岩手、第2回の香川から南下してきて、第3回は鹿児島県の北西部、内陸の盆地にあるさつま町が舞台だ。この日の天気は、午前中から強い雨が降ったり止んだりを4、5回繰り返しており、開催自体が危ぶまれたが、スタートの1時間前にはピタっと止むという奇跡が起こった。町会議は屋外でのイベントにも関わらず、今まで天候に恵まれて一度も中止になったことがないのがスゴいです。

ニコニコ町会議2013さつま町

↑写真でもはっきりわかるほどの豪雨。関係者の間では、笛のお兄さんのFooさん、事務員Gさんというニコ動の2大雨男(?)が原因ではというウワサが出ていたり。

ニコニコ町会議2013さつま町

↑その場にいたみんなの願いが届いたのか、12時ごろにはどんより雲がとどまりつつも雨は上がった! 早速、恒例の円陣を組んで気合いを入れる出演者とスタッフ、ボランティア。

ニコニコ町会議2013さつま町

↑雨のあとということもあって、イベント中は非常に湿度が高く、少し動いただけでも汗がだらだら。岩手では豪雨、香川では強い日差し、鹿児島では湿度と、なかなか過酷な試練が続く。

ニコニコ町会議2013さつま町

↑町会議の開催地は、ユーザーから応募をもらって決めている。さつま町でのきっかけをつくった幸運の持ち主は、ゲーム実況が好きという紅蓮さん。オープニングでは「言葉にできないぐらい本当に感謝です」と挨拶していた。

ニコニコ町会議2013さつま町

↑日高町長も挨拶に立って、「さつま町の夏祭りにようこそ“おさいじゃもした”。若い皆さんのお力でさつま町の夏祭りを多いに盛り上げてください」と語って観客を沸かせていた。

 町会議はニコ動単独ではなく、地元のお祭りと一緒に開くのが基本になっている。さつま町では、神輿のパレードや五つ太鼓の実演、花火など盛りだくさんな“さつま町夏祭り”との併催だった。

ニコニコ町会議2013さつま町 ニコニコ町会議2013さつま町

↑さつま町夏祭りは、町会議から少し遅れて16時にスタート。会場は歩行者天国にした商店街の道路で、沿道には出し物を見るために多くの人が詰めかけていた。そこから脇道に入ると屋台が続き、町会議のステージやブースが設営されたショッピングセンター“プラッセだいわ”の駐車場に続いている。

ニコニコ町会議2013さつま町

↑神輿にまぎれて、獅子舞のように子供の頭をかむ“あっくい”(悪食い)も練り歩いていた。進んで頭をかまれに行く子や、泣きながら逃げ回る小さな子を見て、周囲の人々は自然と笑顔をほころばせる。

■歌と踊りに地元紹介! 完全燃焼したステージ
 町会議の会場は、中央に櫓、正面にステージ、その左右に各テントや痛車などが並ぶというレイアウトになっている。ステージ前でカラオケ大会が盛り上がっている近くで、ゲーム実況ブースに人だかりができ、物販やニコニコカー神社に行列がずらりと伸びたり、集団で踊ってみたレッスンに参加していたりと、あちこちで楽しげな企画が同時に催されていて目移りしてしまう。ほとんど無料で楽しめるのもうれしい。

ニコニコ町会議2013さつま町

↑ニコ動の主役はユーザー! ステージでは、抽選で当たったユーザーがみんなの前で歌える“超のど自慢”に2時間ほど時間を割いていた。ニコニコ生放送でも中継されているので、動画を投稿している人にとってはいい自己アピールになったはず。

ニコニコ町会議2013さつま町

↑踊ってみた枠で出演していた、気まぐれプリンスさんとあおいさんの2人ものど自慢に参加し、『リリリリ★バーニングナイト』を歌って踊ってみていた。

ニコニコ町会議2013さつま町

↑歌ってみた枠では、事務員Gさんのピアノをバックに、ダンスボーカルユニット“Dancing Dolls”のみいさんが『想像フォレスト』と『からくりピエロ』の2曲を歌い上げる。夏のアツい空間に響き渡るピアノと美声は、ネットの生放送では味わえない最高の体験です。

ニコニコ町会議2013さつま町

↑生放送主の“じゅん☆じゅん”さんは、ボカロ曲の替え歌『声真似十面相』を歌ってみた。ちびまる子ちゃんやドラえもんなどのキャラを次々と切り替えて声真似するスゴ技を披露して、会場の注目を集めていた。

ニコニコ町会議2013さつま町

↑歌ってみたで最高潮に盛り上がったのが大合唱パート。20人以上がステージに上がり、客席と一体になって夏にぴったりなボカロ曲『FireFlower』を歌い上げる。

ニコニコ町会議2013さつま町

↑大合唱を櫓の上から撮影。生放送でも「( ゚∀゚)アッオッエーイエイエー!!アッオー♪o(´Д`o)(o´Д`)oエーイエイエー( ゚∀゚)アッオッエーイエイ」のコメント弾幕が止まらない!

ニコニコ町会議2013さつま町 ニコニコ町会議2013さつま町

↑踊ってみたは、有名ユーザーから45分ほどレッスンを受けて、ステージ前で披露するという流れだ。青いアロハの気まぐれプリンスさん、赤いアロハのあおいさんの2人がみっちり特訓。

ニコニコ町会議2013さつま町 ニコニコ町会議2013さつま町

↑踊ったのは『サイバーサンダーサイダー』と『Heart Beats』。サイバーサンダーサイダーでは、ステージ裏で待機している最中もみんなでレッスンしていたのが印象的だ。

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↑生放送向けに、会場レポートも実施。ゲーム実況者のドグマ風見さんの生放送をきっかけに出会って入籍したという2人がインタビューされ、カメラに向かって「ゆうこー!愛してるぞー!」と叫んで周囲の方々に祝福されていた。

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↑町自慢コーナーでは、みいさんが黒毛和牛タケノコ丼を食べたり、さつま町の名物“ホタル”の格好をした町の方が現われたりして、大いに地元をPRしていた。

ニコニコ町会議2013さつま町

↑さつま町は温泉でも有名。生放送主みゃこさんが宮之城温泉の“手塚ryokan”を訪れて、貸切露天風呂に入る様子を生中継すると、おもに画面の前のみなさんがコメントで興奮しまくる。

ニコニコ町会議2013さつま町

↑地元ユーザーをステージに上げて、ネットでいわれている真相を直撃する“ネットで噂の鹿児島県あるある”コーナーも実施。

ニコニコ町会議2013さつま町

↑さつま町夏祭りもレポート。ドグマ風見さんが、ニコニコテレビちゃんをモチーフにした“ニコニコあっくい”を身に着けて乱入し……。

ニコニコ町会議2013さつま町 ニコニコ町会議2013さつま町

↑周囲のお客さんに噛み付いたり、事務員Gさんを邪魔したりと大活躍(?)。ちなみにこのあっくいはニコニコ技術部の蒼さんが4日ぐらいでつくってみたものだそうです。

■待つから楽しさが増す? 行列必至のブース
 ステージ以外でも見所は満載! テントから行列ができているところが多かったが、ステージの出し物を見ながら待っていられるので意外と苦痛じゃないかも?

ニコニコ町会議2013さつま町

↑ブースの一番人気は、何と言ってもゲーム実況。“いい大人達”のタイチョーさん(立ってるかぶり物の人物)とオッサンさん(立ってるヒゲの人物)の2人は、ユーザーを交えて『ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会』や『ミクものがたり』などのゲームを遊んでいた。

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↑左から大将さん、きのさんは、箱庭ゲーム『Minecraft』で、鹿児島名物の黒豚や白熊アイス、温泉、桜島大根などを再現。細かいつくりです。

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↑町フードブースでは、MCも務めていた生放送主の百花 繚乱さんがたこ焼きをタダで提供していた。外はカリっ、中はふわっな絶品なので、町会議に行く予定があるならご賞味あれ。景品がもらえる輪投げコーナーも多くの人を集めていた。

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↑絵師の五月病マリオさんは、“町集合似顔絵”にチャレンジし、大きな白い板にお客さんの絵を描きまくっていた。手前の人物を大きく、奥を小さくする遠近法を使ってるのが素敵。

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↑一番の行列は物販。その隣は、自分のアカウント情報を500円でカード化できる“ニコニコ住民票”コーナーがあった。

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↑ユーザーがブースを構えられる“町ユーザーマーケット”では、ニコニコあっくいもつくった蒼さん(左の浴衣の人物)が風車づくりのワークショップを提供。ほかにも薩摩忍者の方が、手裏剣と吹き矢体験コーナーを出展していたり……。

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↑鹿児島の写真家の松木さんが作品を飾っていました。ちなみに松木さんが痛車コーナーで展示していた、エンジン付きの自転車(ナンバー有)も興味深かった!

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↑会場入口近くに建立された“ニコニコカー神社”。車のリア部分にPlayStation Vitaがあり、お参りに来たユーザーの姿をネットに中継する仕組みだ。吉本芸人のぶんぶん丸がナビゲートしていた。

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↑痛車コーナーでは、車6台とバイク1台を展示。オーナーさんたちの愛が痛いほど伝わってきます。

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↑アナログゲームの“町規模人狼コーナー”も、大勢が参加していた。屋外で人狼を遊べる機会って、なかなかないですよね。

■長崎と名古屋、2ヵ所の追加開催が決定!
 あっという間にすべてのスケジュールを消化して、6時30分ごろからエンディングセレモニーが始まる。衝撃的だったのは、町会議の追加開催が発表されたこと。8月24日には長崎県諫早市小長井町の“こながいまつり”、9月22日には愛知県名古屋市栄の“久屋大通秋祭り”にそれぞれお邪魔することになる。

 既存の8ヵ所に加えて合計10ヵ所を回ることになったのだが、今まで“ファイナル”とうたっていた9月16日、東京都檜原村のあとに愛知県名古屋市栄がくるのはいいのだろうか……? ともかく、近くに住む人はかなりの朗報だったのではないだろうか。もちろん週アスも全部レポートしていきます!

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↑ボランティア、出演者が挨拶したあとに、みんなで“ニコニコ盆踊り”を踊って〆。

 今回の町会議を取材して強く感じたのは、夏祭りの空気だった。町会議に来ていたお客さんの多くは中高生。クラスの知り合いを見かけて声をかけたり、会場脇でたむろって楽しそうに話したり。もう少し上の大学生や社会人の中には、祭りに合わせてに里帰りし、偶然、旧友に出会った人もいたはずだ。「ああ、こういうのって大人になるともう経験できない貴重な時間だよね……」とセンチメンタルな気分が思い起こされる。

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↑コスプレしてる方も多数。あちこちで撮影会が開かれてました。

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↑有名ユーザーに直接話しかけたり、サインをもらったりもできます。もちろん友達と来てみてるだけでも楽しいっ!

 そんな思い出をつくるきっかけに、町会議も協力できたのではないだろうか。なんだかテンションが上がって、ちょっとだけおイタしちゃってもいいじゃないですか。祭りだもの。これから自分の住む地域の近くに町会議が来るという方なら、ぜひ参加してみてはいかが?

ニコニコ町会議2013さつま町

↑鹿児島の町会議を支えたボランティアの方々。スタッフとして参加するのもいい思い出になりますよ。まだ募集しているので応募してみてはいかが?

ニコニコ町会議2013さつま町

↑鹿児島も全員ニコニコの大団円で幕を閉じました。次は今週末の8月10日、島根県出雲平田町“平田まつり”で会いましょう!

■関連サイト
ニコニコ町会議 全国ツアー2013

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