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忘れ去られた研究所の歴史『世界の技術を支配する ベル研究所の興亡』他【今週の新刊】

2013年07月21日 14時00分更新

 発売されたばかりの気になる書籍をご紹介。今週は『人間の性はなぜ奇妙に進化したのか』、『自宅で楽しむ発電』、『世界の技術を支配する ベル研究所の興亡』の3冊です。

 

人間の性はなぜ奇妙に進化したのか
著 ジャレド・ダイアモンド
草思社文庫
700円(Kindle版)

 繁殖のためではなく、セックスを楽しむのは人間だけだった。『銃・病原菌・鉄』の著者が、人間の性がどのように進化したか、生物学的、文化的な視点から解く。

 

自宅で楽しむ発電
著 中村昌広
ソフトバンク新書
767円

 太陽光パネルを使ったLED照明などのプチ発電工作から、水力や風力を活用してバッテリーに蓄電、停電でも最低限必要な電気を自宅で作る方法を材料からわかりやすく解説。

 

世界の技術を支配する ベル研究所の興亡
著 ジョン・ガートナー
文藝春秋
2520円

 トランジスタ、衛星通信、移動体通信など、現代を支える発明を生み出したベル研究所。科学者たちを中心に、AT&Tの分割とともに忘れ去られた研究所の歴史を描く。

 

※本記事は週刊アスキー7/30号(7月16日発売)の記事を転載したものです。

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