垂涎の高級デジカメ『RX1R』＆『RX100II』をソニーが7月5日に発売

2013年06月27日 13時21分更新

　ソニーは、高級デジタルカメラシリーズ“RX”に新モデル2機種を追加した。両機種とも7月5日の発売。

『RX1R』
●予想実売価格　25万円前後

　35mmフルサイズを搭載したハイエンド機『RX1』から、ローパスフィルターを省いたモデル。究極の解像感を狙った機種。

　最も効果的な作例が、風景などの自然物。直線がない自然物では、ローパスフィルターレス機の弱点である“モアレや偽色”が発生しない。
　『RX1R』と同価格帯で、オールラウンドで活躍する『RX1』と、最強の解像感を狙う『RX1R』を、ユーザーの好みで選べる形となった。

『RX100II』
●予想実売価格　7万5000円前後

　1インチCMOSセンサーを搭載した『RX100』の上位機。“II”は“マークツー”となる。『RX100II』のセンサーも1インチサイズだが、裏面照射型CMOSセンサーへと進化し、高感度性能がアップした。

　操作系では、レンズ周辺部でズーム操作などができる“コントロールリング”を継承。新たに、『α』や『ハンディカム』向けのアクセサリーが使える“マルチインターフェースシュー”を搭載。

　大きな進化点は液晶とWiFi対応。3インチ液晶は可動するチルト式となり、下84度、上45度まで傾けられるようになった。

　非対応だったWiFiに対応したほか、NFCによるスマホとのペアリングにも対応。従来のWiFi機の操作の、アプリ起動と接続＆認証、画像データのコピー開始といった手順が、タッチだけで完了する。

●SPEC
『RX1R』
撮像素子　35mmフルサイズCMOSセンサー
有効画素数　2430万画素
レンズ　単焦点（35ミリ換算35mm）、F2
液晶　3インチ（122.9万ドット）
動画　1920×1080ドット、AVCHD
撮影枚数　270枚（液晶ON時）
サイズ　113.3（W）×69.6（D）×65.4（H）mm
重量　約482g

『RX100II』
撮像素子　1インチ裏面照射型CMOSセンサー
有効画素数　2020万画素
レンズ　光学3.6倍ズーム（35ミリ換算28-100mm）、F1.8-4.9
液晶　3インチ可動式（122.9万ドット）
動画　1920×1080ドット、AVCHD
撮影枚数　350枚（液晶ON時）
サイズ　101.6（W）×38.3（D）×58.1（H）mm
重量　約281g

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