週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

バトルフィールド4など超級タイトル連発のEAカンファレンス:E3 2013

2013年06月11日 22時30分更新

 現地時間10日午後1時から行なわれたエレクトロニック・アーツ(EA)のプレスカンファレンス。全世界で最大規模を誇るゲームメーカーの発表会だけに、出てくるタイトルはどれも“どえらい”空気を出しまくりでした。

E3-2013_EA

 会場となったシェラインオーディトリウムは、過去にアカデミー賞やグラミー賞の授賞式が行われていた由緒正しきホール。

E3-2013_EA

 

 タイトルごとの詳細は、別途ゲーム専門メディアをご覧いただくとして(えっ?)、週アス的に注目しておきたいのが“ゲームエンジン”。カンファレンスでは、次世代機『PlayStation 4』と『Xbox One』に力を注ぐこと、そして主要タイトルの開発に、“Frostbite 3”、“IGINITE”の最新ゲームエンジンを採用すると、大きくアナウンスをしたのです。

E3-2013_EA
E3-2013_EA

 ゲームエンジンというのは、ゲームの音や映像をリアルタイムで処理するための、いわば土台みたいなもので、いわば最新テクノロジーの塊。Frostbite 3は、秋発売予定の人気FPS『Barttle field 4』で使われているのだけど、今後はそのほかのタイトルにも使っていくことになるとのこと。カンファレンスでは、『スター・ウォーズ』の新作ゲームなど、ジャンルの異なる複数のタイトルでの採用を発表。ゲームファンの高い関心を呼びました。

E3-2013_EA
↑EAイチオシなのが、新作FPS『Titanfall』。スピード感あふれるSFアクションで、巨大ロボットに乗り降りして戦える点が魅力。
E3-2013_EA
↑『Battle Field 4』は、PC版での64人バトル(司令官を含む)を実演で披露。爆撃によって巨大なビルまでが崩れ落ちる様子に会場からは驚きの声が上がった。

“EA SPORTS”のブランドで多数の人気タイトルをリリースしてきた同社が、今後のスポーツゲームのすべてに採用するのが、新ゲームエンジンの“IGNITE”。会場では、開発中の映像を使って、ボールや選手の足捌きの物理シミュレート、選手の表情や肉体の変化といった、スポーツゲームならではの表現が、これまで以上にリアルに再現できることを説明。まだゲームとしての形にはなっていませんが、選手の生々しさがマシマシとなるのは確実でしょう。

E3-2013_EA
↑Human Intelligence、True Player Motion、Living Worldといったキーワードで説明されたIGNITE。
E3-2013_EA
↑メッシら有名選手のインタビュー映像を挟み込みながらゲームがどう進化するかが説明された『FIFA14』。
E3-2013_EA
↑アメリカで大ブームの総合格闘技『UFC』。

 カンファレンスを見終わっての率直な感想は「どのタイトルも金かかってんなぁ!」。ゲームエンジンの開発、そして圧倒的な物量でつくられている各タイトルのたたずまいは、ものすごーくリッチ。一時期は資金のつぎ込みが過ぎて会社の身売りの噂もあったEAですが、どっこい底力を見せつけてくれました。次世代機には、最新テクノロジーがよく似合いますものね!

E3-2013_EA
↑会場に展示してあった『Titanfall』に登場する巨大ロボ。物理的にもカネかけてます!

■関連リンク
エレクトロニック・アーツ公式サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります