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WWDC2013会場に潜入!前日の会場の雰囲気と今年のノベルティーをチェック

2013年06月10日 10時00分更新

WWDC2013会場風景

 WWDC開幕を明日に控え、現地時間6月9日(日)に入場バッジの引き換えが始まった。初日の基調講演は入場者に限りがあり、本ステージではなく中継動画を座ってみるだけの別ホールですら、毎年入場制限であふれてしまう人が多い。深夜からのあの長い長い行列は、それくら必死で並ばないと入れないということだったりする(半分はお祭りでしょうが)。

 すでに先週から海外メディアでは報道がはじまっていたとおり、今年はいつものWWDCとは少し違う点がある。会場は例年どおりのサンフランシスコ中心部にあるモスコーンセンターなのだが、今年はなぜか向かい側にあるメトレオン(Metreon)というモールにもアップルの巨大な壁面装飾が貼り出された。この原稿を書いている6月9日正午時点では、それが何を意味するものかはわからない。

WWDC2013会場風景

↑装飾が派手なので左が本会場に見えますが、ただしくは右がWWDC会場となるモスコーンセンター。左がMetreon。

WWDC2013会場風景

↑多色展開のキューブ状のテクスチャはアイコンをイメージしているのかMac miniやApple TVをイメージしているのか、それともまったく別なのかも不明。ただ、ここ数年のWWDCでこの壁面を使ったことはないんですよね。

 ただ、宣伝というにしては大掛かりすぎるため、ひょっとするとMetreonの中のどこかのスペースを会場の一部に使うのかもしれない(中にあるシネプレックスを基調講演の中継会場にするのか?とも思ったが、Metreonの上映スケジュールを見る限り、10日の午前中の上映が空きになっているようなことはなかった)。

WWDC2013会場風景

●iOS7の発表、Mac OSは今回も“11”にはならないことが確定

 WWDCの装飾を見ればその年のテーマの一部がわかる、ということで装飾の先出し合戦が先週から始まっている。現地でさっそく行ってみたところ、現時点で見られる屋外と会場1Fのバッジピックアップ周辺の展示はこのような感じ。

WWDC2013会場風景

↑今年のノベルティはウィンドブレーカー風のナイロンジャケット。写真のデベロッパーの方曰く、「去年よりは生地の質感は高めな気がする」とのこと。明日以降、会場は背番号“13”のメンバーでいっぱいに。

WWDC2013会場風景

↑バッジピックアップがオープンしたWWDC会場内。前日到着、という人も多いため、スーツケースを持ったままやってきたりするデベロッパーもいる。

WWDC2013会場風景

↑取材班がサンフランシスコ入りした土曜日の会場内風景。一般入場はできないのでがらんとしている。

 iOS7の発表は確定。どちらかというと気になったのは、Mac OSが、今回も”10”のナンバリングのまま発表されるということ。初代Mac OS X“Cheetah”が登場したのは2001年3月のことで、足掛け12年以上も“X”=10のナンバリングを使い続けていることになる。10.0時代とはまったく別物になっているし、小数点以下の刻みも今回で(おそらく)10.9になる。
 この調子でいくと来年は10.10になってしまうわけで、もう潮時なのではないか、と思いますが……ティム・クックCEO、いかがでしょう?

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